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文教厚生委員長報告

 

 文教厚生委員長報平成26年9月定例会

 

 文教厚生委員長報告をいたします。

 文教厚生委員会に付託されました議案の審査結果等について報告いたします。

 

 文教厚生委員会に付託され、審査いたしました議案は、「平成26年度島根県一般会計補正予算(第2号)」など予算案4件、「島根県医療介護総合確保促進基金条例」など条例案6件、「島根県がん対策推進条例の一部を改正する条例」など議員提出議案2件であります。

 これらの議案について、10月2日、3日の2日間に亘り、9名の委員の出席を得て、委員会を開催し、執行部に説明を求め、慎重に審査いたしました結果、第111号議案、第112号議案及び第113号議案の条例案3件については賛成多数により、また、その他の議案については全会一致をもって、原案どおり可決すべきとの審査結果でありました。

 また、議案審査及び所管事項調査の参考とするため、9月11日及び10月2日には現地調査を行いました。

 

 次に、請願の審査結果について報告いたします。

継続審査中の請願第4号、第13号及び第28号「ゆきとどいた教育をすすめるための請願書」、請願第34号「「ゆきとどいた教育」の前進をもとめる請願」並びに請願第35号「「高校無償化」の復活、「高校生・大学生への給付制奨学金創設」をもとめる請願」については、いずれも結論に至るだけの状況の変化がないと判断し、引き続き継続審査とした次第であります。

 

 次に、意見書の提出を求める陳情の審査結果について、報告いたします。

このたび新規に提出された陳情第222号「手話言語法制定を求める意見書の提出を求める陳情書」は、手話を言語として普及、研究することのできる環境整備を目的とする「手話言語法(仮称)」の制定を求める意見書を国に提出するよう求めるものであり、全会一致で採択とし、意見書を提出すべきとの審査結果でありました。

 なお、この陳情にかかる意見書については、後ほど生越副委員長から提案理由を説明いたしますので、ご賛同いただきますようお願いいたします。

 また、執行部におかれましても、その趣旨を忖度され、手話の普及啓発等に力を尽くされるよう要望します。

 

 また、10月2日に実施した現地調査のうち、松江医療センターで行った松江市内のがんサロン関係者との意見交換では、がんと診断された患者や家族に対する精神的ケアや患者自身に対するがん治療の学習機会の提供の必要性が強調され、また、県のがん対策は医師と患者・家族の意見のすりあわせが不十分との意見や、せっかくの「しまねのがんサポートブック」が必ずしも十分活用されていないなどの指摘もありました。

 

 以上、文教厚生委員会における審査の概要等を申し述べ、委員長報告といたします。

 

 

 

 


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島根県議会

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