建設環境委員長報告平成２２年２月定例会（３月１日）

　建設環境委員長報告をいたします。

　建設環境委員会に付託されました議案の審査結果等について報告いたします。

　２月２４日、建設環境委員会に付託されました議案は、補正予算案２件であります。

　これらの議案について、執行部に説明を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれの議案も全会一致をもって、原案どおり可決すべきとの審査結果でありました。

　次に、議案の審査過程における執行部からの説明、委員からの質疑、意見等のうち主なものについて報告いたします。

　まず、環境生活部の補正予算のうち「防犯環境づくり交付金事業」について、執行部から、市町村が行う防犯灯設置を促進するため、防犯灯設置に係る市町村の実負担額の二分の一を補助する制度を新たに設ける、との説明がありました。

　委員からは、この事業は市町村における防犯灯設置の気運を盛り上げることになるとの意見や、設置後の管理についても検討されたい、との意見もありました。

　次に、土木部の補正予算について、執行部から、県内の厳しい経済情勢を踏まえ、地域活力基盤創造交付金、国の２次補正に盛り込まれた地域活性化・きめ細かな臨時交付金及び県単独事業を積極的に活用し、道路・河川等の整備や維持修繕等をきめ細かく実施することとした。また、事業の箇所づけについては、地域からの要望が強く、早期に県民生活の安全・安心確保を図ることのできる箇所を優先し実施する、との説明がありました。

　委員からは、補正予算が一日も早く執行され、経済対策の効果が早期に現れることを期待する、との意見がありました。

　以上、建設環境委員会における審査の概要を申し述べまして、委員長報告といたします。