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高見議員

(問)県内進学・県内就職を増やすための取り組みについて

1.県内の高校から大学等へ進学する生徒のうち、県内進学と県外進学の人数を伺う。

2.島根の子どもたちに身に付けてもらいたい学力とは何か伺う。

3.「高大連携」を推進すべきだが、所見を伺う。

 

(答)教育長

1.県内の公立高校、私立高校の合計の生徒数でお答えいたしますと、平成30年3月に卒業した生徒6168名のうち、県内進学は1263名、県外進学は2994名であります。

 

2.現行の「第2期しまね教育ビジョン」では、子どもたちが夢や希望に向かって主体的に学ぶために、「学ぶ力」と「学んだ力」の二つを身につけてもらいたい学力と捉えております。学ぶ力とは「学習意欲、知的好奇心、学習計画力など」生涯にわたって主体的に学び続けようとする原動力となる力です。「学んだ力」とは「知識、技能」「思考力、判断力、表現力、問題発見・解決力など」であります。島根の子どもたちには、「学ぶ力」を育むことで「学んだ力」を向上させ、それが新たな「学ぶ力」を生むという好循環を身につけて欲しいと考えております。

 

3.高大連携は高校の側から見ますと、大学と連携し先進的、専門的な研究成果や知見を取り入れることにより、課題解決型学習の充実など、より魅力的で特色ある教育活動を展開することができるものと受け止めております。

 これによりまして、生徒一人一人に、自らの人生と地域や社会の未来を切り拓くために必要となる資質・能力を育成することができるものと考えております。

 このことは、「県立高校魅力化ビジョン」におきましても示しておりまして、各高校と大学との連携を今後も推進していく考えでおります。

 島根大学及び県立大学ともこうした考え方や方向性の具体化に向けまして意見交換を行っているところであります。

 


お問い合わせ先

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