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洲浜議員

(問)高校生の自動車教習所への早期入所について

 1.県内の高校生の自動車教習所入所時期について、実状を伺う。

 2.教習所入所時期の集中化の問題は、高校生の早期入所が解決の一つになると考えるが、所見を伺う。

 

(答)教育長

1.県内の高校生が、自動車教習所に入所した時期をみますと、全体では2学期の期末試験を終える時期となる12月が最も多く、以降2月までは多い状況が続いています。

 これを県立高校の校種別にみますと、専門高校では、就職試験の時期を終え、2学期の中間試験後の10月から入所する生徒が増え、12月が最も多い状況にあります。

 また、進学希望者の多い普通高校の場合、教習所に入所する生徒の数は少ない状況ですが、年内に進路が決定した生徒は、1月から2月にかけて入所するケースが多い状況です。

 なお、各学校においては、生徒の自動車教習所への入所を、就職に必要な場合など特定の場合に限り許可することとして、校則などで規定しております。

 

2.繁忙時期の問題につきましては、昨年9月に文部科学省から、生徒の運転免許の取得時期などについて通知がありました。

 これを受け、県教育委員会では早速各学校へ、教習所から生徒の運転免許の取得に係る相談があった場合の対応につきまして、

 1つ、学校等は教習所と協議するなど適切な対応を行うこと

 1つ、最終的には校長の権限で適切に判断されるべき事柄であること

など、文部科学省の通知に沿って留意事項を周知したところであります。

 教習所を取り巻く厳しい環境は十分に理解できるところですが、各学校においては、校長が生徒の実情や教育目標を達成する観点などから校則等として定め、適切に運用しているものと承知しております。

 一方、自動車教習所の入所時期の分散化は、生徒の円滑な免許取得にも繋がるものと考えられますので、校長会などの機会を利用して、意見交換などを行ってみたいと考えております。

 


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