（問）県内公立小中学校におけるエアコン設置について

１．学習環境の公平性の観点から、小中学校のエアコンを同時に整備すべきと考えるが、所感を伺う。

（答）知事

１．最初の質問は、学習環境の公平性の観点から、各小中学校でのエアコン整備を同時に進めるべきと考えるがどうかというご質問であります。

　国におきましては、今月７日に、今年度の第１次補正予算が成立いたしまして、この予算の中で、全国の小中学校の全ての普通教室に、エアコン整備が行われる規模の予算が計上されました。

　県内の市町村では、この補正予算を活用して、小中学校のエアコン整備を進めていく考えであります。

　現在、県におきましては、全市町村が必要とする交付金額を取りまとめて、国に、要望を行っているところでございます。

　今後、要望どおり交付金の内定がありますと、来年度には、県内小中学校の普通教室で、エアコンの設置率が、現在の３３％から９６％になる見込みであります。

　そして、３年後には必要な整備を全て終えて、全体の設置率が１００％となる見込みでございます。

　このように、県内の小中学校において、今後、短期間にエアコンの設置が進めば、夏の厳しい暑さにおいても、児童生徒が、快適に学習できるようになるものと考えております。