細田議員(自民)
(問)隠岐の観光について
1.今後、県内小学校、中学校の児童生徒に対し、隠岐ジオパーク世界認定など隠岐についての学習環境はどのようにするのか伺う。
2.県内の小学校、中学校、高校の児童生徒全員に対して、隠岐に関する意向調査の実施を望むが、所見を伺う。
(答)教育長
1.県内の小中学生と隠岐との関係について2点ご質問をいただきました。
1点目が、県内の小・中学校が隠岐について学ぶ機会についてであります。
現在、県内の小・中学校では、「ふるさと教育」というものに熱心に取り組んでおりますが、その中で、地元のことはもとよりでありますが、広く島根や隠岐についても学んでいるという状況にございます。
例えば、県内の社会科の教員たちが作成をいたしました、小学校4年生の社会科の教材には、県内の特色ある地域の人々の生活の例といたしまして、隠岐の4町村を取り上げまして、隠岐の豊かな自然を観光に生かす取組について子どもたちが学んでおります。
また、昨年度から、医師などを目指す人材の育成を図るために、県内の中学生を対象といたしました「メディカルアカデミー」という研修事業を隠岐島内で実施をいたしております。本年度は、隠岐ジオパーク推進協議会の方の講話や体験活動が行われたところでございます。
このたびの隠岐ジオパークの世界認定を機といたしまして、今後とも県内の子どもたちがもっと隠岐を知り、興味を持つような学習に取り組んでいきたいというふうに考えております。
2.それからもう1点でございます。県内の小・中・高等学校の児童生徒に対する、隠岐に関しての意向調査をしたらどうかというご質問でございます。
隠岐をはじめ、石見、出雲の各地域の特色ある自然・文化などにつきまして、児童生徒がどのように習得しているかを把握するということはふるさと教育の推進にとりましても大事なことだというふうに思っております。
このため、ご提案のありました意向調査の実施につきまして、内容や対象学年も含めまして、検討を進めてまいりたいと思います。
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