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若者がローカル線の活性化に取り組める場を設けてほしい


 

【提案No.A2019-00298】6月28日受付

 最近、JR西日本が木次線の廃止について検討する予定はないと発表されたのは島根県もご存じかと思います。

 島根県の中学生や高校生などの若者はローカル線の活性化に取り組んでない傾向にある。ローカル線の活性化に取り組んでいるのはほとんどが大人。高校生などの若者にもローカル線の活性化に取り組めるような場を設けてほしい。

 例えば、千葉県のいすみ市と大多喜町を走るいすみ鉄道について、沿線の大多喜高校では「いすみ鉄道対策委員会」という組織を作って意識を持つ場を設けており、同線で「マンドリン・ギター列車」などを企画するなど、積極的に活性化に取り組んでいる。

 島根県でも、大多喜高校のようなローカル線の活性化に取り組めるような場を設けてほしい。

 

 

【回答】12月11日回答

 JR木次線沿線の活性化については、県と沿線の市町、JR西日本及び観光協会などで組織する「木次線利活用推進協議会」が中心となり、地元の方々と一緒になって取り組みを進めています。

 沿線地域では、通学や通勤など生活交通としての利用だけでなく、木次駅、出雲大東駅及び加茂中駅などの地元駅を活用した地域のにぎわい創出の取組や観光利用の促進を目的とした「おくいずも女子旅列車」等の企画列車の運行、「もっとつながる木次線カード」の配布など、さまざまな取り組みが行われています。

 ご提案では、大多喜高校の「いすみ鉄道対策委員会」の活動が取り上げられていますが、JR木次線沿線でも、高校生による沿線の駅をテーマにしたPR紙の発行や駅舎を利用したパンの販売など、生徒が自発的・主体的に取り組む活動の例もあります。

 この取り組みは、教育委員会が推進する、地域を題材に自らが主体的に課題を見つけ、考え、行動していく中で、自らの人生と地域や社会の未来を切り拓くために必要な力「生きる力」を育む「地域課題解決型学習」にあたるものであり、今後も、こうした取り組みを推進・支援してまいりたいと考えています。

(地域振興部交通対策課、教育庁教育指導課)

 

 

 

 

 


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