第3子以上の子育てに手厚い支援を
【提案No.A2019-00248】8月20日受付
少子化対策として保育料、幼稚園料、医療費等が一律に見直されていますが、実際に少子化に貢献している多子世帯(子供3人以上)にもっと注目して頂きたいと思います。
島根県の出生率は2.0を切っています。いろいろな要因はあると思いますが、人口は明らかに減ります。言い換えれば産める人が3人以上産まなければ2.0以上になることはありません。
私は現在、中学生から大学生まで4人の子育てをしています。我が家は共働きで平均的な年収の家庭と思いますが、子供の数が多く、家計は火の車です。高校から子供手当がなくなることも非常に困ります。
現代の子育ては、制服や学用品、修学旅行費、部活動費用、大学入試費用など、多額の費用とそれに付き合う労力もかかります。そのことが、3人目以上の子どもを産み育てることをためらわせていると思います。
少子化を食い止める方法の一つとして、第3子以上の子育てに対して群を抜いた経済支援を望みます。
【回答】11月11日回答
4人の子育てに係る負担は経済的にも非常に大きいこととお察しします。
現在、子育て世帯の経済的負担軽減のため、医療費の助成や第3子以降の保育料軽減を実施しているところですが、いただいたご意見については、県の財政状況を見据え、今後の施策を検討する中で参考とさせていただきます。
また、経済的負担軽減のみならず、子育て中の若い世代の方がもう一人子どもを育てようと思っていただけるよう、保育環境の整備や受け皿確保、保育の質の向上、仕事と子育ての両立支援など、県内どこに住んでいても、安心して子育てできる環境整備に取り組んでまいります。
(健康福祉部子ども・子育て支援課)
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