【３０１会議室】

〔写真〕みなさんと

〔写真〕取り組みについてお話をうかがう

　公益財団法人パナソニック教育財団が主催する「子どもたちの"こころを育む活動"表彰」。今年、島根県から初めての全国大賞を特定非営利活動法人おやこ劇場松江センターが受賞され、中島紋子理事長、神田理江副理事長、山野内真帆理事の３名が知事に受賞報告を行いました。

　３７年間続くおもちゃのリサイクルフリーマーケット「ドン券バザー」は、中高生が売り子に、幼児・小学生が買い手となり、マーケット独自の通貨「ドン券」を使っておもちゃを買うことができます。この息の長い活動が評価され、今回の受賞に結びつきました。

　「小さい頃に買い手として参加した子どもたちが、中学生になって売り子の立場で小さい子とコミュニケーションを取っています。そこに成長を感じることができるのも、長年続けてきたからこそです」との中島理事長の言葉に、知事は「大人の監督下の行事が多い中で、子どもたちだけで活動する異世代交流イベントは貴重です。今はコロナで運営のご苦労も多いと思いますが、受賞を励みにこれからも頑張ってください」とエールを送りました。