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知事トピックス(2012年2月分)
情報科学高校生が「楽天IT学校」の学習成果の報告のため知事を訪問
◇2月27日(月)県庁知事室
「楽天IT学校」を通じて、商品の販売企画・ネット販売・結果分析などEC(電子商取引)の基本的な事項を学習してきた情報科学高校3年生の5名が知事室を訪問し、学習の成果を報告しました。
「楽天IT学校」とは、楽天株式会社が社会貢献プロジェクト活動の一環として、楽天社員のボランティアスタッフが全国各地の学校を訪問し、次世代を担う子供たちにインターネットの持つ可能性を伝える取組みです。
情報科学高校は、実際に商品を紹介するサイトを作って販売するという実践的な経験をされました。
生徒から苦労などを聞いた知事は、「どのようにしたら商品がお客さんの目に留まり魅力を感じてもらえるかを考えるなど、実践的でいい勉強をされたと思います。これからもいろいろな経験を重ね、技量を磨いてください」と話しました。
全国知事会地方税財政特別委員会に出席しました
◇ 2月24日(金) 東京都内
東京都(都道府県会館)で開催された「全国知事会地方税財政特別
委員会」に出席しました。
会議では、2月17日に閣議決定された「社会保障と税の一体改革」
について意見交換が行われました。
溝口知事は、消費税収(国・地方、現行分の地方消費税を除く。)が、
その使途を明確にし、社会保障財源化することとされたことを踏まえ、
各地方団体単位で社会保障に要する費用に充てる財源が適切に確保
されることが納税者にも明確になるよう、引上げ分の地方消費税の都
道府県間の清算は、都道府県の社会保障経費の負担の実態を反映
するような客観的指標などを基準にして行う必要があるなどの意見を
発言しました。
(株)浅野歯車製作所と工場等の立地に関する覚書の調印を行いました
◇ 2月23日(木) 県庁301会議室
農業用機械部品などの製造を行う株式会社浅野歯車製作所が、松江内陸工業団地内の本社工場近くに工場の新設を決定され、同社、県、松江市の三者で立地計画に関する覚書の調印式が行われました。
今回の計画は、工作機械やプラント等で使用される減速機の大型受注に対応するため組み立て工場を新設されるもので、今後3年間で7名の雇用増が計画されています。
調印に先立ち、立地計画認定書を交付した知事は、「地元松江市とともに出来る限り支援をしたい」とあいさつしました。
「えごま鯖缶」を開発した隠岐水産高校生が知事室を訪問しました
◇ 2月23日(木) 県庁知事室
隠岐水産高校3年生3名が知事室を訪問し、サバの缶詰の試作開発について報告しました。
海洋生物生産科食品生産コースがある同校は、実習で年2万缶の缶詰を製造する能力をもっており、このたび、株式会社しまテラス、島根県産業技術センターとの共同研究により、県特産品のエゴマを使った健康に良いサバの缶詰を試作開発し、その製造方法についての特許を出願したところです。
生徒から缶詰の製造方法や失敗談、苦労した点を聞いた知事は、「人に喜んでもらったり、注目してもらったりすることはとても難しいですね。多くの人にどうやって知ってもらうかが今後の課題だと思います。試作品がビジネスとして成功するといいですね」と期待を込めて話しました。
「竹島の日記念式典」及び「竹島・北方領土返還要求運動県民大会」を開催
◇2月22日(水)松江市内
島根県が条例で定めた「竹島の日」(2月22日)を記念する式典と、「竹島・北方領土返還要求運動県民大会」が開催されました。7回目となった今年は、国会議員や県議、一般参加者など、合わせて500人の出席がありました。
主催者を代表してあいさつした知事は、施設建設や日本の国会議員等の入国拒否など、竹島占拠を既成事実化する動きを強める韓国の動きを批判したうえで「厳しい状況を踏まえて、国民世論を一層高めていく必要がある」と啓発活動に努める決意を表明し、出席した国会議員に、政府内での広報、啓発活動を所管する組織の設置や、隠岐島内に啓発施設を設置することなどを求める要望書を手渡しました。(下左写真)
また、県が進める竹島研究に対して貴重な資料等をご提供いただいた方々へ感謝状を贈呈しました。(下右写真)
神話観光グッズの開発報告会に出席しました
◇2月21日(火)県庁講堂
県立出雲商業高校の生徒のみなさんが、県庁で、県の大型観光プロジェクト「神々の国しまね〜古事記1300年」にちなみ開発した2種類の土産物を披露しました。
このたび開発されたのは、トランプ「縁札(えんふだ)」と「神和手ぬぐい」の2種類で、古事記や出雲神話をイメージしてデザインされています。このうち「縁札」は、来月1日からの販売が決まっています。
報告会では、生徒たちが開発経緯や商品の概要をプレゼン。「商品を通じ、古事記や出雲神話、島根のことが広く伝わってほしい」と商品に込めた思いを語られました。
出席した知事は、「若者らしい自由な発想で、素晴らしい商品に仕上がった。後に続く人の参考になるものにしてくれた」と生徒たちをたたえました。
山陰道の早期建設を推進する「ゆうひライン女性の会」の皆さんと意見交換
◇2月21日(火)県庁知事室
山陰道(浜田〜益田間)の早期建設に向けて、積極的に活動しておられる浜田市、益田市在中の「ゆうひライン女性の会」の皆さんが知事室を訪問されました。
女性の会の方々は、山陰道(三隅〜益田間)が平成24年度の新規事業箇所として政府予算案に盛り込まれた喜びや、今までの活動内容などを話され「今後も山陰道が完成するまで活動を続けていきます」と、知事に力強く話されました。
知事からは、「今後とも地域の声を女性の立場から訴えられ、山陰道がいち早くつながるよう頑張っていただきたい」とエールを送りました。
平成24年2月定例県議会が開会しました
◇ 2月20日(月) 県議会
平成24年2月定例県議会が開会し、防災や観光対策に重点を置いた総額5277億円の平成24年度一般会計当初予算案、総額70億円の平成23年度一般会計補正予算案など、68議案を提出しました。
提案にあたり知事は、島根原発の再稼働問題に触れ、政府に対して、福島原発事故の原因分析、安全対策の確実な実施、中長期的なエネルギー政策の中での原発の位置づけの明確化を求めている現状を説明したうえで、「政府の対応等をよくチェックし、専門家や周辺自治体、県議会や県民の方々の意見を聞いて、総合的に判断する」との考えを示しました。
2月定例県議会は、3月16日までの26日間にわたって行われます。
「松江嫁島SCパラバール」の皆さんが全国大会の結果報告に訪れました
◇ 2月20日(月) 県庁知事室
今年1月に東京都の駒沢体育館・屋内球技場で開催された、第21回全日本少年フットサル全国大会に島根県代表として出場した「松江嫁島SCパラバール」のメンバー5人が県庁を訪れ、知事に全国大会の試合の様子など、結果報告を行いました。
メンバーから報告を受けた知事は、「いい経験をされましたね。これからもスポーツに勉強に励んでください」と激励しました。
「犯罪に強い社会の実現のための島根県民会議」を開催しました
◇2月17日(金)島根県庁講堂
関係機関、県民の連携により、全国一治安の良い島根を目指すために設置された「犯罪に強い社会の実現のための島根県民会議」の会合が県庁で開かれ、知事は議長として出席しました。
会議の冒頭、知事は、「島根行動計画は、安全、安心して暮らす地域の指針となるもの。さまざまな施策、推進状況を聞いて、ご意見をいただき、計画を実行あるものにしていきたい。推進の中核として、皆さんの力添えをお願いする」と述べました。
会議では、県内の犯罪情勢や島根行動計画の施策の推進状況を説明されたほか、企業や住民が取り組む防犯活動の事例発表が行われました。
島根県原子力防災訓練を実施しました
◇2月16日(木)島根県庁
中国電力島根原子力発電所で原子炉冷却用の電源にトラブルが生じたとの想定のもと、国、県、原発周辺市町のほか警察・消防、自衛隊など30機関、約2,300人が参加した原子力防災訓練を実施しました。
今回は、福島原発事故の教訓を踏まえ、島根原発から30キロ圏内の自治体(鳥取県、出雲市、安来市、雲南市、米子市、境港市の6自治体)が新たに参加。溝口知事は、鳥取県の平井知事とテレビ会議で会談し、住民避難の円滑な進め方について意見を交わしました。また、出雲市、安来市、雲南市には、知事が直接電話で状況を伝えました。
訓練終了後、知事は、「今回の訓練を通じてわかった課題などを、今後の原子力防災体制の見直しに役立てていただきたい。また、今後、広域的な住民避難体制の検討など、原子力防災体制の見直しをさらに進めることとしており、次回以降の訓練ではそういったことも行っていくことが必要だと思う」とし、「万が一の事態に備え、関係機関が協力して住民の安全安心の確保に努める」と総括しました。
浜田工業(株)と工場等の立地に関する覚書の調印を行いました
◇ 2月15日(水) 県庁301会議室
自動車用オイルシールや工業用ゴム製品の製造を行う浜田工業株式会社が設備の増強を決定され、同社、県、浜田市の三者で立地計画に関する覚書の調印式が行われました。
今回の計画は、既存工場の隣接地に新工場を建設し、設備増強を行うことにより事業の拡大を図られるもので、今後3年間で9名の雇用増が計画されています。
調印に先立ち、立地計画認定書を交付した知事は、「今回の計画は、地域経済の活性化や定住の促進に大いに貢献するもの。地元浜田市とともに、資金面や人材確保の面で出来る限り協力したい」とあいさつしました。
第7回しまねナイスパートナー選定状交付式を行いました
◇ 2月14日(火) 県庁知事室
お互いを尊重・協力し合いながら地域づくり活動を積極的に行っている夫婦を顕彰する「しまねナイスパートナー」選定状交付式を県庁で行いました。
今年度、新たに選定されたのは、吾郷康子さん・廣幸さん(雲南市)、宮本美保子さん・文雄さん(浜田市)、栗原イチ子さん・進さん(美郷町)、岩本一恵さん・憲昭さん(益田市)、津森まみえさん・朋之さん(出雲市)、本間恵美子さん・順一さん(松江市)の6組のご夫婦です。
交付式後、皆さんから日頃の地域活動の様子を伺った知事は、「お互いを尊重し、協力しあいながら、皆さんそれぞれに地域の活性化や地域住民の健康維持などに積極的に取り組んでいただいています。今後ますますのご活躍を期待します」と述べました。
島根県スポーツ功労者表彰式を行いました
◇ 2月13日(月) 松江市内
島根県では、全国規模のスポーツ競技会で優秀な成績を収められた選手のみなさんを「島根県スポーツ功労者」として毎年、表彰しています。
今年度は、高校総体で優勝した安来高校の男子フェンシング部など、個人13名と7団体のみなさんに、知事が表彰状と記念品を手渡し、輝かしい成果を称えました。
知事は、「みなさんの活躍は、県民の方々にさわやかな感動を与えました。これからも日々精進され、立派な成績を収められるよう期待します」と述べました。
島根県土地改良事業団体連合会通常総会に出席しました
◇ 2月13日(月) 県土地改良会館
松江市内で開催された島根県土地改良事業団体連合会通常総会・平成23年度土地改良功労者表彰式に出席しました。
県内の市町村・土地改良区を会員とし、その会員の行う土地改良事業に対する技術的な指導及び援助を行っている島根県土地改良事業団体連合会の通常総会に合わせて、長年、土地改良に功労のあった方への表彰も行われました。
あいさつに立った知事は、「県内には農地の条件整備が遅れている地域が多く残っており、農業担い手の育成・確保のためにも、その基盤となる農地の条件整備は大変重要です。また、昨年は東日本大震災により甚大な被害が発生しましたが、地すべり対策や老朽ため池の整備など、安全・安心な地域づくりにも適切に対処していく必要があります。農村資源の保全など、これからも活力ある農業・農村の実現にご協力をお願いします」と述べました。
第6回 仁多米振興大会に出席しました
◇ 2月12日(日) 奥出雲町内
「原点回帰 環境と調和したおいしい米づくり」をテーマに、第6回仁多米振興大会「仁多米ブランド化10周年記念大会」が奥出雲町内で開催され、知事が出席しました。
大会には約300人が出席し、「出雲國仁多米」意匠登録から10周年を記念し、仁多郡産コシヒカリの販路拡大などで「出雲國仁多米」の全国ブランド確立に功績のあった13の個人と団体に井上奥出雲町長から感謝状が贈られました。
また、仁多米を全国に発信し全国ブランドに尽力され、地域の農業者の意欲醸成への貢献など農業振興に寄与されたことをたたえ、料理研究家で奥出雲町上阿井の「一味同心塾」館長の中村成子さんに知事が感謝状を贈りました。
「平成23年度地域づくり総務大臣表彰」の受賞報告がありました
◇2月9日(木)県庁知事室
平成23年度の「地域づくり総務大臣表彰奨励賞」に選ばれた出雲市教育文化振興財団(出雲芸術アカデミー)の野津邦男理事長ほか2名の方々が来庁され、知事に受賞報告がありました。
「地域づくり総務大臣表彰」は、それぞれの地域をより良くしようと頑張る団体・個人を表彰することで、活力ある地域社会の構築を図ることを狙いとし、1983年に国が創設。今回の出雲市教育文化振興財団の受賞は、音楽分野を中心に取り組まれてきた幅広い文化活動の積み重ねが人材育成などに結実し、地域づくりに寄与している点などが高く評価されたものです。
報告を受けた知事は、「皆さま方が日頃から熱心に音楽活動に取り組んでおられることに感銘を受けています。これからも地域の活性化のために頑張ってください」と功績を称えました。
島根県総合開発審議会に出席しました
◇2月9日(木)島根県民会館(松江市)
島根総合発展計画の「第2次実施計画」(平成24年度〜27年度)について、調査・審議を行っている島根県総合開発審議会の今年度3回目となる会議が、松江市の島根県民会館で開かれ、知事が出席しました。
審議会では、計画(素案)に対するパブリックコメントや、広聴会での意見の状況、それらを踏まえた計画(案)について、意見交換が行われました。
知事は、「計画については、できるだけ県民の方々にわかりやすいものにしていきたい」と述べました。
なお、次回は3月下旬に開催され、計画答申案について審議される予定です。
「島根産業振興懇話会」の初会合を開催しました
◇2月8日(水)松江市内
厳しい経済情勢が続く中、県内の製造業を中心とした企業経営者など最前線で活躍されている方々の声を今後の産業振興策に反映させる目的で、「島根産業振興懇話会」を立ち上げ、松江市内で初会合を開催しました。
この懇話会は、誘致企業を含む製造業やIT関連産業、流通業の経営者、支援機関の代表者など計9人の委員で構成されています。
座長を務める知事は、初会合開催にあたり「産業政策のヒントになる話を聞かせていただきたい」とあいさつ。
その後、各業界の経営状況や県に望む施策などについて意見交換を行い、委員からは環境や再生可能エネルギーといった成長分野や技術力アップを図る製造業への支援の充実を求める意見などが出されました。
「しまねコンテンツ産業振興アドバイザー」の第1号に小野亮氏が就任!
◇ 2月6日(月) 県庁知事室
「しまねコンテンツ産業振興アドバイザー」の1人目として、「しまねSuper大使吉田くん」の生みの親として知られるFROGMANこと小野亮氏に就任していただくことになり、県庁で委嘱状の交付を行いました。
「しまねコンテンツ産業振興アドバイザー」とは、コンテンツビジネスの最先端で活躍されている著名な方に、県や県内企業へ助言いただくとともに、自身にも島根のコンテンツを売り込んでいただくことを目的にこのほど県が新設した制度です。
委嘱に当たり知事は、「島根のコンテンツの掘り起しや活用について、いろんなアドバイスをいただきたい」とお願いし、
小野氏は「島根県を全国に向けてではなく、世界へ向けて発信したい」と意気込みを語られました。
ぜんざいスイーツを開発された出雲商業高校の皆さんが知事室を訪問
◇ 2月6日(月) 県庁知事室
「ぜんざいは出雲が発祥の地である」ことを全国に発信するために、ぜんざいのオリジナルスイーツの商品開発をファミリーマートと協同で取り組んでこられた出雲商業高校の生徒たちが、このたび新商品を開発したのに合わせ来庁され、知事に商品化の経緯などについて報告されました。
新たに商品化されるのは、「ぜんざい風スイーツ(ぜんざいと抹茶チーズケーキを組み合わせました)」と「ぜんざい風ミルフィーユ」の2種類です。
実際に新商品を試食し、販売に至るまでの苦労などを聞いた知事は、「いろいろな人の意見を聞きながらアイディアを商品化し販売することは、非常にいい経験になったのではないかと思います。どちらも工夫が重ねられて、洗練されてきていると思います」と賞賛しました。
なお、このたび共同開発された商品は、2月7日(火)から、中国四国地方のファミリーマート店舗約640店で販売されます。
「しまね景観賞」の表彰式を行いました
◇2月2日(木)松江市内
県内の魅力ある景観を創出しているまちなみや建造物、活動等で地域の景観づくりに特に貢献しているものを表彰する
「しまね景観賞」の表彰式を松江市内で行いました。
19回目となる今年は124件の応募があり、8件の建造物や活動などが入賞しました。
知事はあいさつの中で、「応募された作品は、いずれも島根の豊かな自然や古いまちなみ、伝統文化などとよく調和している。今後、このような取組みがますます進むよう、県も引き続き努力したい」と話しました。
お問い合わせ先
広聴広報課
島根県政策企画局広聴広報課 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 【電話】0852-22-5771 【FAX】0852-22-6025 【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp