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放射性廃棄物の最終処分場の誘致について


 

【提案No.A2017-00141】9月12日受付

 浜田港より一時間以内で、地震も少なく、人の減少も大きい地域に原子力発電所の産業廃棄物の地下貯蔵庫の誘致が出来ませんか。

 

【回答】10月12日回答

 全国の原子力発電所で発生する使用済燃料は、青森県六ケ所村にある再処理工場で再処理することとされています。

 再処理する際に発生する、再利用できない放射能レベルの高い廃液は、ガラス固化体(高レベル放射性廃棄物)にして、地下300メートルより深い安定した地層中へ最終処分(地層処分)することとされています。

 高レベル放射性廃棄物の最終処分地の確保については、国が責任を持って対応していただきたいと考えています。

 この処分地確保に向けた最初の一歩として、国が、7月28日に「科学的特性マップ」を公表しました。

 国は、このマップの公表をきっかけとして、国民の理解が深まるよう、今後、都道府県ごとに、地層処分の仕組みなどの説明や住民の方からご意見を伺うための説明・意見交換会を開催する予定です。

 国はその後も、きめ細やかな対話を全国各地で積み重ね、国民の理解が深まり、最終処分地選定調査を受け入れる地域が出てくれば、段階的な調査(文献調査→概要調査→精密調査)を実施するとしており、その調査には20年程度を要するとされています。

 このように、最終処分地の選定には長い年月がかかります。県としてもその間に県民の皆さんからのご意見などをよく聞き、また、国の動きを注視していく必要があると考えています。

(防災部原子力安全対策課、地域振興部地域政策課)

 


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