石見圏域モデルづくり成果概要
石見圏域モデルづくりの成果概要をとりまとめました
島根県は、東部に位置する出雲、離島である隠岐、そして、西部に位置する石見、以上3つの圏域で成り立ち、それぞれに特色ある豊かな自然、文化が育まれる環境の中、連綿と暮らしの営みが積み重ねられています。
このうち石見圏域の定住、中山間地域の振興をはじめとする県行政を推進する島根県西部県民センターは、石見圏域の9市町をはじめ、企業、各種団体、公民館、地域づくり実践者等、様々な主体と力をあわせ、石見圏域の振興に向けた取り組みを進めています。
この「石見圏域モデルづくり成果概要」は、「過疎」という言葉が生まれたといわれるこの石見圏域で、元々この地域に暮らしているみなさんや、UIターンという形で新たにこの地域を暮らしの場として選択された方々、誰もが安心して暮らし続けることができるよう、平成 24 年度から実施した、いくつかのモデルづくり事業の成果の概要を取りまとめたものです。
これらのモデルづくり事業は、「子ども」や「空き家」など、多くの人が共通して考えることができ、活動の出発点となるテーマを取り上げて実施しています。
掲載した活動のモデルついて、地域の活動の参考にしてみたい、詳しく内容を聞いてみたいと思われたら、西部県民センター地域振興課にお気軽にお問い合わせください。
この成果概要をご覧いただいた皆さまの、石見圏域の振興に向けた計画づくり、様々な実践のきっかけになりますよう心から願い、今後も石見圏域の振興に向け、皆さまとともに取り組んでまいります。
→石見圏域モデルづくり成果概要はコチラ(石見圏域モデルづくり成果概要【全体版】)
各モデルづくり事業について
「地域で寺子屋」モデル事業(平成24年度)
●「寺子屋」の運営をつうじた人づくり、地域づくり
主に学習塾がない中山間地域において、地域運営組織等が主体となり、地域の方々が持っている様々な知識・ノウハウを最大限活用しながら、子ども達に対する学習支援や地域の伝統文化などを教える取り組みを行う「寺子屋」の運営モデルをつくるとともに、その仕組みを他地域に波及させることにより、地域コミュニティの維持・活性化や、次世代定住を促すきっかけづくりを目指しました。
→事業および成果概要はコチラ(「地域で寺子屋」モデル事業)
子ども地域活動モデルづくり事業(平成25、26、27年度)
●「子ども」を主体とした地域づくりの実践
地域の住民組織や学校、関係機関・団体等が連携し、地域の子どもたちが主体性をもち、地域の一員として継続的に地域活動を行うモデルの創出を目的に、「子ども地域活動モデルづくり事業」を実施し、(1)子どもたちが主体的かつ継続的に地域活動を展開する、(2)大人が子どもたちをお客さんとせず活動できる場をつくってサポート・コーディネートする、(3)活動により活動財源を確保するための工夫をする活動モデルづくりを目指しました。
→事業および成果概要はコチラ(子ども地域活動モデルづくり事業)
地域系部活動設置促進事業(平成26、27年度)
●「地域系部活動」という新たな選択肢
県西部圏域の県立高等学校に、「地域系部活動」の設置を促し、高校生が継続的に地域に関わる活動することで高校生の地域に対する理解と愛着心を高め、次世代定住と地域の活性化を図るということを目的に「地域系部活動設置促進事業」を実施しました。
地域系部活動とは、高校生が地域住民との関わりを持ちながら、地域のことを学び、地域の維持・活性化に貢献する活動を主体的に企画・実施する部活動を指します。
→事業および成果概要はコチラ(地域系部活動設置促進事業)
学生地域活動支援事業(平成26、27年度)
●「学生」が地域の新しい「風」となる
学生が主体的に石見圏域をフィールドにした地域づくりや活動団体と関わる機会を創出し、地域の実情を理解し、地域課題を解決しようとする人材の育成、地域づくり団体等の活動内容の充実を目的に「学生地域活動支援事業」を実施しました。
学生を対象に石見圏域の課題解決につながるアイデアや特色を活かした活動、自主的・主体的で具体性のあるプランを募集・採択し、活動を支援しました。
→事業および成果概要はコチラ(学生地域活動支援事業)
地域づくり団体等による空き家調査事業(平成 26、27 年度)
●「空き家」調査から始まる定住促進
最新の空き家情報を身近に把握できる「地域」の地域団体等が空き家調査及び調査結果の管理・更新等を行う体制を整備し、空き家の有効活用につなげる取り組みを実施できる仕組みの創出をめざし、モデル事業に取り組みました。
→事業および成果概要はコチラ(地域づくり団体等による空き家調査事業)
地域づくり団体等による法人設立調査検討事業(平成27年度)
●「空き家」の利活用に向け地域で学ぶ
空き家調査を行った地域や団体では、調査で明らかになった空き家の利活用に向けた議論や活動に取り組むといった動きも見られます。
こうした取り組みの促進に向け、実際に空き家を利活用していく上でどのような体制が望ましいか、法人化の可能性等を視野に含めた研修や勉強、調査検討を支援しました。
→事業および成果概要はコチラ(地域づくり団体等による法人設立調査検討事業)
いわみサークル&空き家提供啓発番組の制作(平成27年度)
●「空き家」の有効活用にむけて検討・広報
石見圏域9市町の職員で構成する「いわみサークル」では、定住・中山間地域対策に関連する研修・研究を行っています。平成 26 年度は「空き家」をテーマに掲げて検討を行いました。
こうした検討を経て、石見圏域9市町の定住対策担当者が一堂に集い「空き家提供啓発広報企画編集委員会」を構成し、「石見発!空き家を有効活用しよう、空き家提供啓発広報番組」を制作(制作:島根県ケーブルテレビ協議会)しました。
→事業および成果概要はコチラ(いわみサークル&空き家提供啓発番組の制作)
連絡・お問い合わせ先
〒697-0041島根県浜田市片庭町254番地
島根県西部県民センター地域振興課(浜田合同庁舎2F)
TEL:0855-29-5502
FAX:0855-22-5306
E-mail : seibu-kemmin@pref.shimane.lg.jp
お問い合わせ先
西部県民センター
◯このホームページに関するお問い合わせ先 〒697-0041 島根県浜田市片庭町254 島根県西部県民センター 総務課 TEL 0855-29-5505 FAX 0855-29-5524 ◯県税の「納税・納税証明書」に関するお問い合わせ先 西部県民センター収納管理課 TEL 0855-29-5522 〃 納税課 TEL 0855-29-5523 〃 県央事務所 TEL 0854-84-9576 〃 県央事務所川本駐在 TEL 0855-72-9516 〃 益田事務所 TEL 0856-31-9516 ◯県税の「課税」に関するお問い合わせ先 西部県民センター法人・軽油課税課 TEL 0855-29-5519 〃 不動産・自動車課税課 TEL 0855-29-5521