熱中症・刈り払い機による事故・ハチ刺されに注意しましょう!
ハートフルしまねの活動をされている皆様へ
気温が高い時期に行う草刈作業においては、普段使い慣れている刈り払い機であっても、ちょっとした不注意から作業中の事故や怪我が発生します。また、熱中症や蜂刺されに対するしっかりとした対策も必要です。
そこで、以下のとおり留意点をまとめましたので、作業をする前にいま一度ご確認いただき、活動中の事故や怪我がないように十分注意してください。
ぜひこちらのチラシを携帯してご活用ください。
>>「熱中症、刈り払い機による事故、蜂刺され等に注意しましょう」のチラシのダウンロード(PDF218KB)
◇熱中症に気をつけましょう
熱中症の症状
- 軽度:めまい、立ちくらみ、筋肉痛、汗が止まらない
- 中度:頭痛、吐き気、体がだるい(倦怠感)虚脱感
- 重度:意識がない、高い体温、呼びかけに対し返事がおかしい、まっすぐに歩けない
熱中症にならないために、先ずは次の3点を実践しましょう!
- 屋外では帽子をかぶる
- 水分をこまめに摂取する(汗をかいたときはスポーツドリンクや多少の塩分が含まれた水分の補給も忘れずに)
- 日陰を利用する。
さらに、次のことも心掛けてください
- 休憩時間を作る
- 通気性の良い服装にする
- 自覚症状が無くても水分、塩分を定期的に摂取する
- 睡眠不足、朝食抜き等が無いように生活習慣を整える
◇刈り払い機による事故を未然に防ぎましょう
作業者には合図をしてから・・・
打ち合わせ等のため、刈り払い作業者に近づく時は、あらかじめ呼子(笛)等(無ければ小枝、小石など)で合図を行い、作業者がエンジンを止め、刈刃が止まったことを確認してから近寄るようにしましょう。
上下作業の禁止
同一の斜面で作業を行う必要があるときは浮石、枝、木片の落下により下方の作業者に危険を及ぼす恐れがあるので、作業を行っている斜面の下方には他の作業者を立ち入らせないようにしましょう。
近接作業の禁止
刈り払い作業中は作業者から5m以内を危険区域としこの区域内に他の作業者を立ち入らせないようにしましょう。安全作業上は15m以上離れて作業することが望ましいとされています。
キックバックの防止
回転中の刈刃がかん木や残材、伐根等の障害物に当たって刈刃の回転方向の反対側へ跳ね返ることをキックバックといいます。このキックバックによる事故、怪我が最近多く見られます。
大振りや往復刈りはしない
操作桿を大振りにし、バランスを崩すような刈り払い方はしないようにしましょう。
往復刈りではキックバックが発生したりハンドルに大きな振動がかかったりして疲労の原因にもなります。また一度切られた草や木片が飛散しやすくなり、10mも飛ぶことがあり大変危険です。
◇蜂刺されの予防
蜂の巣が最も発達する7月から10月が一番危険な時期です。
特に以下のことは気をつけましょう
- 「蜂の巣」や蜂がえさをとっているときは近づかないこと
- 蜂が近づいて来たら、速やかに危険区域から遠ざかること
- スズメバチは黒地の着衣、毛皮等に反応し、巣の近くで攻撃を受けやすいので蜂を刺激するような衣類、匂いは避けること(ヘアスプレー、ヘアトニック、香水、化粧品など)
蜂に刺された時の処置
- 刺された場所から離れ、直ちに毒針や毒襄が残っていれば引き抜きます。
- 刺されているところをきれいな水で洗います。
- 手や足を刺された場合は心臓に近い方を止血ゴム等で縛ります。さらに数分間でゆるめたり、縛ったりします。
- 赤く腫れ始めたところに抗ヒスタミン軟膏を塗ります。
蜂に刺されたときの症状には刺された場所の周りだけに現れる局所症状と、体中に症状が出る全身症状があるので、症状を良く観察し、直ちに適切な応急処置をし、症状によっては医師の手当てを受けましょう。
刈り払い機による事故等を防ぐため講習を行いました
平成23年6月20日(月)、津和野と日原の2会場で、津和野町の河川・道路の愛護ボランティア活動をおこなっておられる団体への説明会(町主催)が開催され、併せて刈り払い機の講習会を実施しました。(下の写真は日原会場での様子です)
■島根県では、河川・道路愛護ボランティア制度「ハートフルしまね」にご登録頂ける団体や個人の方を募集しています。興味がある方は、ぜひ活動予定地を所管する県土整備事務所又は土木事業所へお問い合わせください。
お問い合わせ先
益田県土整備事務所
〒698-0007 島根県益田市昭和町13-1(益田合同庁舎4階) 電話 0856-31-9633 FAX 0856-31-9701 メール masuda-kendo@pref.shimane.lg.jp