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感染症 年報
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2006(H18)年 <  2007(H19)年 年報  > 2008(H20)年
目次I.概要II-1.発生状況の解析と評価II-2.定点把握疾患発生状況III.検査情報
インフルエンザ定点小児科定点眼科定点基幹病院定点
(4) 感染性胃腸炎 >データ表示
 感染性胃腸炎は複数の病原体による疾患のため、流行は各病原体の流行により左右される。例年12月から1月にかけてノロウイルスの流行がみられる。本年は11月から12月に流行がみられた他、8月から9月にも報告数が増加し、患者からはノロウイルスが検出された。近年、ノロウイルスは食品由来により感染する事例より、ヒト−ヒト間による感染症としての流行が主流となり、冬期のみでなく年間を通じて流行する可能性が高くなっている。
 A群ロタウイルスは春期によく見られるが、本年は2月から5月に多く検出され、この時期の報告数の増加はA群ロタウイルスによるものと思われる。
 地区別では、年間の定点当たり報告数で最も多かったのは東部の703.0人、次いで中部(419.6人)、隠岐(387.0人)となっている(表7)。また、年齢別では1歳が19.6%で最も多かったが、他の年齢からも幅広く報告されている。

感染性胃腸炎報告グラフ
過去5年間比較
過去10年間推移
過去10年間推移
過去報告推移
島根県報告推移
地域別報告推移
年齢別報告推移
全国地域別報告推移

シーズン別の報告数合計:感染性胃腸炎
平均報告数2002/03年2003/04年2004/05年2005/06年2006/07年(2007/08年)
7,7225,2787,2377,6428,15610,2953,453

インフルエンザ定点
インフルエンザ
小児科定点
RSウイルス感染症
咽頭結膜熱
A群溶連菌咽頭炎
感染性胃腸炎
水痘
手足口病
伝染性紅斑
突発性発しん
百日咳
風しん
ヘルパンギーナ
麻しん
流行性耳下腺炎
眼科定点
急性出血性結膜炎
流行性角結膜炎
基幹病院定点
細菌性髄膜炎
無菌性髄膜炎
マイコプラズマ肺炎
クラミジア肺炎
成人麻しん

解析と評価
発生状況
表5.指数(県)
表6.指数(地区)
表7.地区
表8.月(県)
表09-1.月(東)
表09-2.月(中)
表09-3.月(西)
表09-4.月(隠)
表10.年齢
島根県感染症情報センター