トップ > 医療・福祉 > 薬事・衛生・感染症 > 感染症 > 感染症情報トップ > 疾患別
感染症情報トップ
対象疾患一覧
疾患別
カレンダー
感染症 週報
グラフ一覧

感染性胃腸炎
報告基準発生推移グラフ島根県データ表示全国データ表示感染性胃腸炎・ノロウイルス情報

ノロウイルスによる感染性胃腸炎

発生状況
 感染性胃腸炎は様々な病原体が関係していますが、冬期(12月〜2月)のノロウイルスによる流行、 春期(4月〜5月)にロタウイルスによる流行が主な原因となっており、この他に夏期に細菌性の胃腸炎の 流行が見られることがあります。

臨床診断別のウイルスの分離状況(当所データ)
 
 ノロウイルスは小児から大人まで流行が見られ、発生の範囲が幅広いため、小児だけでなく高齢者の感染に注意が必要です。
島根県の発生グラフ 地区別の発生グラフ

感染経路
 ノロウイルスは、糞便・吐物およびそれらに汚染された手指、物品を介した接触感染、あるいは飛沫感染もみられます。 食品からでは、汚染された2枚貝、特にカキ類を介した食中毒様の経口感染があります。
詳しくは、「冬の胃腸炎の主役!ノロウイルス」を参照してください。
感染予防
 手洗いの励行、汚染された衣類などの分別洗濯が基本的な予防法です。 吐物などの処理時には手袋を着用し、飛散防止を心がけてください。 また、汚染物は次亜塩素酸による除染、消毒を行います。 汚染の可能性のある食品は加熱調理が効果的です。
 症状消失後も2〜3週間はウイルスが排泄されますので、看護、介護、調理従事者の職場復帰の時期、 福祉施設などでは流行中の共用設備(トイレ・食堂など)の使用制限も検討する必要があります。

≪感染性胃腸炎≫

感染性性胃腸炎
島根県感染症情報センター