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当センターにテレビ取材がありました!

先月の10月22日、当センターにNHKの取材がありました!

 

内容は、鳥取県境港市外江町で出土したとされる化石人骨、「夜見ヶ浜人」の謎を追うものです。この人骨は旧石器時代人の可能性が指摘されており、これに関連して当センターが所蔵している旧石器時代の石器の取材がありました。

 

このたび、番組の情報解禁がありましたのでお知らせいたします。

 

【番組情報】

NHK総合
番組名:イマサラ調べてみた件日本最古の人骨!?発見
放送日:2024年11月15日(金)
放送時間:22時45分~23時15分
Webザテレビジョンリンク:イマサラ調べてみた件。イマサラ調べてみた件。「#日本最古の人骨発見!?」(ドキュメンタリー/教養)|WEBザテレビジョン(5244-1)(thetv.jp)

 

埋文センターに新キャラ登場?!

みなさんご存知でしょうか?島根県埋蔵文化財調査センターには、「まいぶんくん」という公式キャラクターがいます。島根県で多く出土している銅鐸・銅剣がモチーフになっています。

 

まいぶんくんキャラ

ーーまいぶんくん

 

最近、何やら新キャラクターが埋文センター内に増え始めています、、、どうやら「こもちつぼん」というらしく、デザイナーMによると松江市を中心とした大型古墳で祭祀に使われた「出雲型子持壺」がモチーフになっているようです。果たして公式キャラクターに認定される日は来るのでしょうか、、、?

 

出雲型子持ち壺 こもちつぼん こもちつぼん1 こもちつぼん2

ーー出雲型子持壺ーーーーーーーこもちつぼん

 

 

展示室の模様替えをしました!

タイトル

 

令和6年7月12日から9月8日にかけて、島根県立古代出雲歴史博物館で開催された企画展「荒神谷発見!~出雲の弥生文化~」では、16,000人を超える皆様にご来場いただきました。

 

1984年に荒神谷遺跡で大量の銅剣が発見されてから40年、これまでの発掘調査の蓄積により島根県の弥生人のくらしや交流、社会について改めて大きな関心が寄せられています。

 

この企画展には、島根県を代表する弥生時代集落遺跡である松江市西川津遺跡の出土品を中心に、埋蔵文化財調査センター所蔵の資料も多数出品されました。この度、出品した資料が返却されましたので、一部をミニ企画展として再構成して公開しております。

皆様、ぜひお越しください!

 

 

展示の様子1 ーー展示の様子2

いにしえ倶楽部「弥生人のシジミを調べてみよう!」を開催しました

 8月25日(日)に、いにしえ倶楽部夏休みスペシャル「弥生時代のシジミを調べてみよう!」を開催しました!

 夏休みの子どもたちを対象に、自由研究企画として松江市の西川津遺跡から出土したシジミと現代のシジミの大きさを比較するという内容です。

 

 研究は、シジミを左右に分類する、大きさを測る、それをグラフに表して比較する、という流れでおこないました。左右の分類は少し難しいかと心配していましたが、子どもたちはすぐにコツをつかんで分類作業をおこなっていました。現代のシジミと弥生時代のシジミのシジミ、大きさを比べてみると、弥生時代のシジミはやや大きな個体を集中的に採っているという特徴がありました。一方、現代のシジミは様々な大きさのものを捕獲し、サイズごとに異なる用途に使用しているようです。

 

さいごは一人一人が自分で計測したグラフから、どんなことが読み取れるか、一枚のポスターにまとめました。子どもはそれぞれ研究結果や自分の考えをしっかりと書いており、とても有意義な自由研究ができたと感じました。また今後もさまざまな企画を考えて楽しく古代の世界を学ぶことができる機会を作れたらと思います。

 

分類・計測の様子 できあがったグラフ

左右を分けてたくさんのデータを集めますーーーーーーーー-グラフから何が読み取れるでしょうか?

令和5年度第3回いにしえ倶楽部を開催しました!

 

 1月27日(土)に、第3回いにしえ倶楽部連続講座を開催し、約40名の皆様に参加をいただきました。いにしえ倶楽部とは、島根の歴史や埋蔵文化財調査への興味、関心を高めることを目的とした、体験型学習講座です。今回は石州瓦と石見焼に注目し、『「石州瓦」の謎を追う』と題して講演を行いました。また、これまでに発掘調査した石見焼関連遺跡の写真パネル展や、出土品の展示・解説もおこないました。

 

 今回は江津市教育委員会に共催をいただき、2本の報告を行いました。1本目は市教育委員会持田さんによる地元・江津本町の竹下窯跡の最新成果報告、2本目は当センター所長によるこれまでの研究成果の報告です。参加者の中には地元瓦業者の方々もおられ、活発な議論がなされました。また、実際の出土品や写真パネルを前に、地元産業の歴史に思いを馳せていらっしゃいました。石州瓦と石見焼については、まだまだ謎が多く、今後も調査・研究をつづけ、皆様にご報告できればと思います。

 

※講座の様子は県公式Youtubeチャンネルで公開予定です。

 

講座の様子 展示解説の様子

講座の様子ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー展示解説の様子


お問い合わせ先

埋蔵文化財調査センター

〒690-0131 島根県松江市打出町33番地
【電話】0852-36-8608
【FAX】0852-36-8025
【Eメール】maibun@pref.shimane.lg.jp