〔写真〕現地説明会の様子

10月6日（日）に、江津市松川町八神にある森原下ノ原遺跡の現地説明会を開催し、30名の方に参加していただきました。

今回の発掘調査では、江の川の河岸段丘を発掘調査した結果、当初は予想していなかった、室町時代から江戸時代にかけての建物跡や鉄製品を製作した鍛冶炉の跡、畑の跡が多数見つかりました。

現在の地表面から2m以上下で見つかった中世の遺構を、皆さん熱心に見学されました。

現地説明会資料（PDF）

みなさんこんにちは！埋文センター管理課です。９月２９日に、第２回いにしえ倶楽部連続講座「王墓出現前夜の山陰～弥生時代前半期の墓制～」を開催しました。

今回のテーマは、ずばり「弥生時代のお墓」です。山陰の弥生王墓と目される四隅突出型墳丘墓。その出現と展開の謎について、埋文センターの期待の新人、今福拓哉主事に迫ってもらいました。当日は７０名を超える大入りで、講座終了後も、熱心な質問が相次ぎました。

本年度のいにしえ倶楽部連続講座は、これで終了となります。次年度の内容につきましては、詳細が決まり次第ご連絡しますので、お見逃しなく！

講演会の様子１

講演会の様子2

こんにちは！埋文センター管理課です。暑さも和らぎ、少しずつ秋めいてきました。夜には冷え込む日もあるので、皆様も体調管理には十分気を付けてください。

さて、埋文センターでは、９月25日から27日にかけて、大学生を対象としたインターンシップ（職業体験）を行いました。今回参加したのは、考古学専攻の2人の3年生。将来を見据えて、埋文センターの仕事内容を学びたいと、当センターに来てくれました。３日間という短い期間でしたが、発掘調査、整理作業、普及活用という、埋蔵文化財センターの仕事を一通り経験してもらいました。

初日には緊張気味だった二人も、最終日にはすっかり打ち解けてくれたようで、私たちも楽しく作業をすることができました。今回の経験が、彼らの将来に役に立ってくれることを願います。

整理作業の様子

遺物貸出作業の様子

展示作業の様子