いにしえ倶楽部を開催しました。
こんにちは、ブログ担当のvasila(バシラ)です。
8月20日に益田市民学習センターでいにしえ倶楽部「きみも卑弥呼の鏡をつくろう‐古代の鏡作りにチャレンジ‐」を開催しました。
参加者の皆さんは古代の鏡について説明を聞いたあと、いよいよミニチュアの古代鏡を磨く作業にチャレンジ開始。
参加者は約1時間にわたって懸命に鏡を磨き上げられ、最後に自分の顔が映るほどピカピカになった鏡を見て、各テーブルから驚きの声が上がりました。
画像:鏡を懸命に磨く参加者の皆さん
画像:鏡の見学の様子(益田市本郷町の四塚山古墳群から出土した本物の三角縁神獣鏡も展示しました)
垂水遺跡の発掘情報
こんにちわブログ担当のvasila(バシラ)です。
大田市の垂水遺跡の調査員からレポートが届きましたので掲載します。
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7月の終わりから急に暑くなりました。
静間仁摩道路建設予定地内にある垂水遺跡は、砂丘の上にある遺跡なので、まるで砂浜にいるかのような暑さの中、発掘調査をしています。
写真は黒い砂の層を掘っているところです。
砂丘の成長が止まっている間に、砂の上に草が生え、その上にさらに砂が堆積すると草の痕が黒い砂の層、いわゆる「クロスナ」層として残ります。
垂水遺跡では、奈良時代から平安時代(約1300から1100年前)の「クロスナ」層が厚く堆積しており、そこから須恵器などの遺物がまとまって出土しています。
なお、「クロスナ」層は鳥取砂丘が有名で、県内では江津市や浜田市でも確認されています。
画像:垂水遺跡の調査状況
いにしえ倶楽部連続講座を開催しました
こんにちわ、ブログ担当のvasila(バシラ)です。
7月31日にいにしえ倶楽部連続講座を開催しました。
今回は当センター職員の仁木聡さんに「しまねの古墳時代研究最前線」と題して話をしていただきました。
ヤマト王権による日本海交流ルートの開発や、王権と出雲の豪族の結びつきなどについて、
県内の古墳や遺跡の様子をまじえながらわかりやすく話され、参加者の皆さんは食い入るように聞き入っておられました。
また、県内の古墳から出土した須恵器(すえき)や玉類などの副葬品を解説付きで見学いただき、「本物の魅力」に触れて頂くことができました。
画像:座学の様子
画像:出土遺物の見学
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