益田市指定史跡（1994年指定）

指定名称「小丸山古墳」

所在地：島根県益田市乙吉町1183番5外

周辺地図（外部リンク）

　小丸山古墳は益田平野を一望できる丘陵上に位置します。墳丘の全長は約52メートル、後円部の高さは7.3メートルの前方後円墳です。古墳の周囲に周溝と外堤を備えている石見で唯一の古墳です。出土遺物から、6世紀初頭に築造されたことがわかっています。

　隣接する大喜庵や雪舟の郷記念館の一帯は、「雪舟山水郷」として整備されています。

空撮（南から）

益田市教育委員会提供

空撮（真上から）

益田市教育委員会提供

　副葬品として、鏡や刀、馬具などが発見され、中でも鈴杏葉（すずぎょうよう）は中国地方唯一の出土です。ほかにも、継体大王（天皇）とつながりが指摘される刀の装飾品などもあり、貴重な品物の数々が納められていました。

鈴杏葉

益田市教育委員会提供

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日本遺産をはじめとする益田市の歴史文化の展示や観光案内を行っています。