神庭岩船山古墳
県指定史跡(1968年指定)
指定名称「神庭岩船山古墳」
所在地:島根県出雲市斐川町神庭
荘原小学校校庭にある前方後円墳で元は全長60m程と推定されますが、前方部が削られ、現在は50m程の規模です。わずかに円筒埴輪が出土しています。後円部頂部には舟形石棺の蓋石のみが残されています。長さ2.7m、幅1.04mの大型の棺で、側面に2個、端に1個ずつの計6個の円形の縄掛突起を持ち、下端の身と接する部分は印籠口式に加工されています。築造時期は5世紀末頃です。
副葬品については不明です。
ここに注目!
舟形石棺の蓋に作り出された縄掛け突起は丸く、四角いものより古い様相といえます。
神庭岩船山古墳(西から)
出雲市提供
舟形石棺の蓋石
出雲市提供
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史跡から出土した遺物等が展示されています
荒神谷博物館(外部リンク)
館内には国宝を展示できる機能や荒神谷の謎を面白く学べる工夫、出雲の原郷を満喫できる最新機器を駆使した展示などがあります。
お問い合わせ先
文化財課
島根県教育庁文化財課 〒690-8502 島根県松江市殿町1番地(県庁分庁舎) TEL 0852-22-5880 FAX 0852-22-5794 E-mail : bunkazai@pref.shimane.lg.jp ・文化財愛護協会のお問い合わせは、 TEL 0852-22-6725 E-mail : shimanebunkaaigo@pref.shimane.lg.jp ・銃砲刀剣に関するお問い合わせは、 TEL 0852-22-6612 E-mail : juhoutouken@pref.shimane.lg.jp