比丘尼塚古墳
町指定文化財（1974年指定）
指定名称「比丘尼塚古墳」
所在地：島根県飯石郡飯南町八神
神戸川の河岸段丘に築かれた直径13ｍの円墳で、山側には幅5ｍの周溝が巡っています。
横穴式石室は全長7.5ｍの細いもので、玄室と羨道との区別がない無袖形です。内部には土砂が多く堆積しているため、床の構造は分からないものの、側壁は小さい割石や自然石を積んでいます。奥壁は大きな一枚石を置き、周りは小石で補っています。
神戸川上流域では最大級の古墳です。開口は古く、出土品は知られていません。
築造時期は7世紀前半と推測されています。
比丘尼塚古墳（外観）
飯南町教育委員会提供
比丘尼塚古墳（内部）
飯南町教育委員会提供
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