なぜ今ふるまいなのか
全国的に少子化や核家族化、価値観の多様化、雇用の流動化など社会が大きく変化してきています。それにともない、かつて地域社会が生活の営みの中に宿していた人と人とのつながりや教育力が失われつつあります。また、規範意識やモラルの低下が原因と考えられる心を痛める出来事がメディアによく取り上げられています。
島根県は、美しい自然、文化、歴史、教育熱心な人々に恵まれた大変素晴らしい教育環境にあります。子どもたちは地域の教育資源「ひと・もの・こと」に触れる活動を通して、豊かな心を育んでいます。その結果、子どもたちの地域活動への参加率や地域での挨拶の実施率は、全国に比べて高い状況にあります。
島根のよさを後世に伝えたい、これは県民だれもの願いです。そこで、県民全体をあげて、今できること、大切にしていかなければいけないこととして、「ふるまい向上」をかかげ、教育委員会、総務部、環境生活部、健康福祉部、警察本部が連携して平成22年度から「ふるまい向上プロジェクト」をスタートしました。そして、プロジェクト2期目に入る平成25年度からは「ふるまい」の定着をめざした「しまねのふるまい推進プロジェクト」を展開し、住みよい島根をめざしています。
令和元年度より、ふるまいの定着は乳幼児期の取組が重要であることをふまえ、これまでの「しまねのふるまい推進プロジェクト」を乳幼児期に特化することとしました。
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教育指導課
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