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　主要地方道浜田八重可部線は、島根県浜田市を起点とし広島県広島市に至る道路であり、県内の各地域と生活圏中心都市の連絡及び高速幹線との連結強化を図る生活１次幹線道路です。

　当工区は、一部改良済み箇所が部分的にあるものの、幅員狭小、線形不良で、また国道１８６号と交差する箇所がトンネル抗口から近く、視認距離が不足し死傷事故が発生しており、このことから、道路改良により安全な通行の確保を図ることを目的としています。

　今年度は、国道１８６号付近のバイパス部の掘削工事と現道の拡幅工事を実施します。

工事延長：L=1,980m

車線：2車線

幅員：車道W=5.5ｍ全幅8.0ｍ

平成23年度～

（主）浜田八重可部線（後野工区）道路改良工事では、過年度よりICT施工を活用して工事を実施しています。

・ICTとは「InformationCommunicationTechnology（情報通信技術）」の略で、通信技術を活用したコミュニケーションを指します。

・ICT施工（ICT土木）とは、ICTを建設現場に導入することによって、建設生産システム全体の生産性向上を図り、もっと魅力ある建設現場を目指す取り組みです。

後野工区では、3次元起工測量、3次元設計データ作成、ICT建設機械による施工、3次元出来形管理等の施工管理などを行っています。

下図（写真）は、ICT建設機械（バックホウ）を用いた法面整形工の様子です。3次元設計データとICT建設機械を組み合わせることで施工の効率化、精度向上が行えます。

ICT施工の活用例

ICT建設機械（バックホウ）：法面整形	操縦席ディスプレイの表示状況

令和5年7月24日に浜田県土整備事務所職員向けにICT施工の現場見学会を開催しました。

参加者：13名

浜田県土整備事務所職員向け現場見学会

現場見学会の状況	現場見学会の状況	現場見学会の状況

最終更新：令和5年9月13日