気候変動への適応
近年、気温の上昇(猛暑日の増加など)、大雨(記録的短時間大雨など)の頻度の増加、農作物の品質低下、動植物の分布域の変化、熱中症リスクの増加など、地球温暖化に伴う気候変動及びその影響が全国各地で現れており、さらに今後、長期にわたり拡大することが懸念されています。
島根県においても、年平均気温が上昇傾向にあり、地球温暖化に伴う気候変動は現実に起こり始めています。
このような既に起こりつつある、または起こりうる気候変動に対処するには、温室効果ガスの排出削減である「緩和策」とともに、被害を回避・軽減する「適応策」も重要となっています。
<2つの地球温暖化対策「緩和と適応」>
気候変動適応法に基づく県計画
県では、環境問題に関する諸計画を一本化し、環境を取り巻く情勢の変化に対応した総合計画として、2021(令和3)年3月に「島根県環境総合計画」を策定しました。
この計画の一部は、地球温暖化対策の推進に関する法律第21条に規定する地方公共団体実行計画(事務事業編・区域施策編)、気候変動適応法第12条に規定する地域気候変動適応計画としても位置づけています。
・島根県環境総合計画「2編ー3章地球温暖化対策の推進」はこちら
<計画の概要>
島根県気候変動適応センター
県では、気候変動適応法に基づき、気候変動影響及び気候変動適応に関する情報を収集・提供する機能を担う拠点として、島根県保健環境科学研究所内に「島根県気候変動適応センター」を設置しました。
国立環境研究所や県研究機関等と連携し、市町村や関係団体などと共に、県民や事業者による適応が進むよう、取組を推進していきます。
<島根県気候変動適応センターの設置場所・年月日>
場所:島根県保健環境科学研究所(松江市西浜佐田町582-1)
設置年月日:2021(令和3)年4月1日
島根県気候変動適応センターのホームページはこちら
島根県内の指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)の指定状況
改正気候変動適応法では、市町村長により指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)の指定ができる、とされています。
県内の指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)の指定状況については、島根県気候変動適応センターHPに掲載しています。
関連リンク
○気候変動への適応(外部サイトへのリンク)(環境省)
(主なもの)
・気候変動適応法(平成30年12月1日施行)
・気候変動適応計画(平成30年11月27日閣議決定)
・民間企業の気候変動適応ガイドー気候リスクに備え、勝ち残るために
お問い合わせ先
環境政策課
〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 T E L: 環境政策課 [総務・予算、環境総合計画、環境マネージメントシステム] ・環境企画係 0852-22-6379 [脱炭素(カーボンニュートラル)、地球温暖化対策、環境学習、循環型社会] ・エコライフ推進係 0852-22-6743 [再生可能エネルギー] ・再生可能エネルギー推進係 0852-22-6713 [石綿(アスベスト)対策、大気汚染防止、騒音・振動・悪臭、水質汚濁、土壌汚染、温泉、フロン対策] ・規制係 0852-22-5277 [環境影響評価、休廃止鉱山・鉱害、公害紛争処理] ・モニタリング係 0852-22-6555 宍道湖・中海対策推進室 0852-22-6445 F A X:0852-25-3830 E-mail:kankyo@pref.shimane.lg.jp