- トップ
- >
- しごと・産業
- >
- 水産業
- >
- 地方機関
- >
- 隠岐支庁農林水産局(旧水産局)
- >
- 水産業の振興
- >
- 取り組みを紹介します
- >
- 過去の活動
- >
- 平成21年度
- >
- 園児がアゴ(トビウオ)のてんぷら作りに挑戦
園児がアゴ(トビウオ)のてんぷら作りに挑戦
隠岐共生学園第一保育所の園児28名が、平成21年6月22日に漁業協同組合JFしまね西郷支所の女性部の皆さんと一緒に、アゴ(トビウオ)のてんぷら作りに挑戦しました。
当日は、隠岐近海で漁獲されたトビウオを使いましたが、羽を広げたトビウオを目にするのが初めての児童もいて「かっこいい」「すげぇ」といった声もありました
包丁に慣れている子、そうでない子様々でしたが、女性部の皆さんと一緒になって、ウロコや頭、内臓をとりました。内臓や血を見て少しびっくりもしましたが、皆さん上手にできました。
頭などをとったトビウオは水で洗って血などをきれいに落としました。水で洗う時には、「魚が泳いだぁ!」と歓声。園児のおかげでトビウオは生き返った?ようで、とびきり鮮度の良い魚でてんぷらを作ることになりました。
水で洗ったトビウオは、いよいよ三枚おろしに。少々てこずりましたが、女性部という強力な助っ人いるので大丈夫。腹骨や皮も上手に取れました。
今度は包丁で身をたたいて細かく刻んでいきます。包丁を使わず空手チョップで刻もうとする猛者?もいましたが、トントントントンまるでプロの料理人のようでした。
刻んだ身はすり鉢に入れてすりつぶしていきます。すり鉢が珍しいのか「私もやりたい」という子が続出、順番をめぐって喧嘩になりそうにもなりましたが、皆で「おいしくなーれおしくなーれ」と声を掛けながらすっていきました。
作業がひと段落すると、園児の一人が「おばちゃん大好き!!」と熱烈な告白をする一幕もありました。
ミンチにしたトビウオにタマネギ、ニンジンを加えてから、女性部の皆さんが絶妙な味付けをしてくれました。丸く形を整えて油で揚げていくとトビウオの良い匂いが部屋中に広がり、「いい匂い!」「おいしそう」と園児の歓声が上がりました。
普段の給食は、園児の皆さんが自分達でよそいますが、今日は特別、ご飯、味噌汁、サラダそして園児と女性部の皆さんが一緒に作った「アゴのてんぷら」を女性部の皆さんによそってもらい、一緒に給食を頂くことになりました。
「いただきまーす」の掛け声の後、さっそく、「アゴのてんぷら」を頂きました。
園児の「おいしくなーれ」の掛け声が隠し味となり、いつも以上に美味しく仕上がったようで、おかわりをする園児もたくさんいました。
園児の皆さんが一生懸命作ったアゴのてんぷらは日本一美味しいはずです。この味を忘れないでくださいね。
また、園児の皆さんと一緒に料理をすることで、女性部の皆さんも元気をもらったようです。ありがとうございました。島根の海、隠岐の海では、トビウオだけでなく様々な魚が獲れます。これからも、たくさんの魚を食べて、島根の味、隠岐の味を覚えていって下さいね。
お問い合わせ先
隠岐支庁農林水産局
〒685-0015 島根県隠岐郡隠岐の島町港町塩口24 電話 08512-2-9661 (夜間・休日:隠岐支庁代表番号08512-2-9797) E-mail:okinorin@pref.shimane.lg.jp ※島前集合庁舎 〒684-0302 島根県隠岐郡西ノ島町大字別府字飯田56-17 【電話】 ・農業振興部(林業部) 08514-7-9101(9103) ・水産部 08514-7-9105