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隠岐の島町で地元小学生がマダイ稚魚を放流しました

 平成20年9月5日、隠岐の島町立西郷小学校の児童42名によるマダイの放流体験を実施しました。

 

 本県では、水産技術センター栽培漁業部(隠岐郡西ノ島町)において、放流や養殖用として2魚種(マダイ、ヒラメ)、貝類2種類(メガイアワビ、イワガキ)の種苗生産を行っています。

 隠岐地区ではマダイの放流が毎年行われており、今年度もJFしまね、隠岐の島町役場、島根県隠岐支庁水産局が中心となって放流する予定です。

 

 放流体験に先立ち、JFしまね西郷支所内でJFしまね、水産局より隠岐の漁業などの話をさせていただき、島根県水産振興協会からは「島根県の栽培漁業、マダイの成長について」のクイズ形式を交えた説明をしました。

 

 隠岐地域のまき網漁業やかご漁業は全国的にみても重要な位置にあることや隠岐地域がいわがき養殖の発祥の地であることなど、県内だけでなく全国的にも漁業が盛んであることを学んでいただきました。

 また、栽培漁業に関する3択クイズも行い、マダイの産卵数ついての問題もありました。答えは200万個でしたが、なかなか難しい問題だったようです。クイズを通じて栽培漁業について理解を深めてくれたと思います。

 

教室の様子 説明している様子

 

 その後、JFしまね西郷支所前の岸壁に移動し、参加者それぞれがマダイ稚魚の入ったバケツを持ち、約9cmのマダイ稚魚を放流しました。放流するマダイの稚魚を見て「かわいい!!」などなど歓声をあげながら「大きくなってね」の思いを込めて放流しました。

 

水槽の様子マダイの稚魚

 

 県としても、引き続き放流事業や水産教室、養殖体験を通して、少しでも多くの人々に水産業の理解を深めてもらえるよう、取り組んでいきたいと考えています。

 

参加した児童たち1参加した児童たち2

 

 

 


お問い合わせ先

隠岐支庁農林水産局

〒685-0015 島根県隠岐郡隠岐の島町港町塩口24
電話 08512-2-9661
(夜間・休日:隠岐支庁代表番号08512-2-9797)
E-mail:okinorin@pref.shimane.lg.jp

※島前集合庁舎
〒684-0302 島根県隠岐郡西ノ島町大字別府字飯田56-17
 【電話】
  ・農業振興部(林業部) 08514-7-9101(9103)
  ・水産部        08514-7-9105