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隠岐の島町にて地元小学生がマダイ稚魚を放流しました

 平成19年9月20日、隠岐の島町布施地区の小学生17名によるマダイの放流体験を実施しました。

 

 島根県では、水産技術センター栽培漁業部(隠岐郡西ノ島町)において、放流用や養殖用として2魚種(マダイ、ヒラメ)、貝類2種類(メガイアワビ、イワガキ)の種苗生産を行っています。

 

 隠岐地区ではマダイの放流が毎年行われており、今年度はJFしまね、隠岐の島町役場、島根県隠岐支庁水産局が中心となって島後内5地区で計45万尾を放流しました。

 

 9月20日には、隠岐の島町布施地区の地元小学生17名が、約9cmのマダイ稚魚1,000尾を布施漁港岸壁にて放流しました。

 放流に先立ち、水産局より「隠岐の漁業について」、島根県水産振興協会より「島根県の栽培漁業、マダイの成長について」のクイズ形式を交えた説明をしました。

 

 クイズは、3択で行ないましたが、その一例を紹介しますと、

 Q.マダイの産卵は何個くらいでしょう?: (1)200万粒 (2)20万粒 (3)2万粒   正解:(1)

 

 200万個という数字を想像するのは難しいですが、参加した小学生は、クイズを通じてマダイの栽培漁業について理解を深めてくれたと思います。

 

 説明後、参加者それぞれがマダイ稚魚の入ったバケツを持って岸壁際に並び、「大きくなってね。」の思いを込めて放流しました(下写真)。

 

 これからも、島根県としても、放流事業や水産教室、養殖体験を通して、少しでも多くの人々に水産業の理解を深めてもらえるよう、取り組んでいきたいと考えています。

 

 マダイの稚魚 放流の様子

 

 

 


お問い合わせ先

隠岐支庁農林水産局

〒685-0015 島根県隠岐郡隠岐の島町港町塩口24
電話 08512-2-9661
(夜間・休日:隠岐支庁代表番号08512-2-9797)
E-mail:okinorin@pref.shimane.lg.jp

※島前集合庁舎
〒684-0302 島根県隠岐郡西ノ島町大字別府字飯田56-17
 【電話】
  ・農業振興部(林業部) 08514-7-9101(9103)
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