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隠岐の島町にて地元小学生、保育園児がマダイ稚魚を放流しました

 平成18年10月3日、隠岐の島町中村地区の小学生(39名)、保育園児(22名)によるマダイの放流体験を実施しました。

 

 島根県では、県水産技術センター栽培漁業部(隠岐郡西ノ島町)において、放流用や養殖用として3魚種(マダイ、ヒラメ、オニオコゼ)、貝類2種類(メガイアワビ、イワガキ)の種苗生産を行っています(詳細はマダイ放流の説明https://www.pref.shimane.lg.jp/suigi/umi/tobics/index.data/tobics012.pdf参照)。隠岐地区ではマダイの放流が毎年行われており、今年度はJFしまね、隠岐の島町役場、島根県隠岐支庁水産局が中心となって島後内7地区で計25万尾を放流しています。

 

 10月3日、隠岐の島町中村地区の地元小学生、保育園児計61名が、約10cmに成長したマダイ稚魚15,000尾を中村海岸にて放流しました。

放流に先立ち島根県水産振興協会より、島根県の栽培漁業について、マダイの成長についてクイズ形式を交えた説明があり、参加者たちはマダイの栽培漁業について理解を深めました(右写真)。

 

 

 説明後、円形水槽の周りに集まり自分たちが放流するマダイの稚魚を見ました。「かわいい~」「この

マダイの水槽マダイは何歳?」などと歓声が飛び交っていました。最後に、参加者それぞれがマダイ稚魚の入ったバケツを持って波打ち際に並び、「大きくなってね。」の思いを込めて放流しました(下写真)。

 また、「朝のイベント情報のニュースでマダイの放流があると聞いて、見に来た」というデイサービスの方々のうれしい飛び入り参加もあり、楽しいひと時となりました。

 

 今後も、島根県としても、放流事業や水産教室、養殖体験を通して、少しでも多くの人々に水産業の理解を深めてもらえるよう、取り組んでいきたいと考えています。

 

マダイの放流

 

 

 

 

 


お問い合わせ先

隠岐支庁農林水産局

〒685-0015 島根県隠岐郡隠岐の島町港町塩口24
電話 08512-2-9661
(夜間・休日:隠岐支庁代表番号08512-2-9797)
E-mail:okinorin@pref.shimane.lg.jp

※島前集合庁舎
〒684-0302 島根県隠岐郡西ノ島町大字別府字飯田56-17
 【電話】
  ・農業振興部(林業部) 08514-7-9101(9103)
  ・水産部        08514-7-9105