JAしまねやすぎ地区本部管内の直売店舗「グリーンセンターはしま店」で有機･エココーナーが４月から設置されました。
これは、売り上げの伸び悩む店舗の活性化策として、安全･安心志向の高い消費者を意識し、魅力アップ対策として打ち出したものです。
現在、安来管内のエコファーマーは平成31年4月末現在で６８人と多数存在していますが、エコマークを表示した農産物はほとんど直売店舗に出荷されていないのが現状です。地産地消プロジェクトでは、このコーナーに有機農産物、エコロジー農産物推奨制度の意味と栽培の内容を記したチラシやＰＯＰを掲示していますが、これに加え店舗外にものぼりを立てるなど「エコ農産物を置く店」として定着させたい考えです。

　同店は住宅地内ではあるものの国道から少し入った立地のため、地元客が主体であることや、本年6月から営業時間を午後2時半までと短縮することが打ち出されており、今後一層、地元消費者の需要を喚起する取組を行い、売り上げアップを図ることが必要です。
地産地消プロジェクトとしても、この取組をエコ認証農家へ周知することでエコマーク表示品の拡大と数量確保を図るとともに、キッチンを備えた店舗の強みを生かした集客対策を強化することとしています。