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農水商工委員長報告

 

 農水商工委員長報平成26年11月定例会(12月16日)

 

 農水商工委員長報告を行います。

 

 今定例会で農水商工委員会に付託された議案のうち、12月5日に報告いたしましたものを除く議案の審査結果等について報告いたします。

 

 本委員会に付託された議案は、「平成26年度島根県一般会計補正予算(第3号)」の予算案1件、「知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例の一部を改正する条例」の条例案1件、「公の施設の指定管理者の指定について」などの一般事件案5件であります。

 これらの議案について、執行部に説明を求め、審査いたしました結果、いずれの議案も全会一致で、原案どおり可決すべきとの審査結果でありました。

 

 次に、報告事項など所管事項調査に関連したものについて申し上げます。

 

 まず、商工労働部所管事項についてであります。

 執行部から、「企業立地計画の認定について」及び「しまねいきいき雇用賞について」報告がありました。

 委員からは、しまねいきいき雇用賞とこっころカンパニー知事表彰との重複について質問がありました。

 執行部からは、子育てに優しい職場づくりや仕事と家庭の両立支援に関する取組みは、こっころカンパニー知事表彰の対象であり、しまねいきいき雇用賞は雇用そのものに着目した表彰であるため、対象は重複しない選考基準である旨の回答がありました。

 これに対して、委員からは、人を大切にしている企業を表彰することは時宜を得た良い取組みであること、また人材の育成や確保の取組みについても継続が必要であることなどの意見がありました。

 

 次に農林水産部所管事項についてであります。

 執行部から、「平成27年産米の生産数量目標配分について」や「宍道湖におけるヤマトシジミの資源量について」ほか、報告がありました。

 「宍道湖におけるヤマトシジミの資源量について」は、委員から、資源量が増えているとのことだが、島根がシジミの日本一の産地に返り咲く見込みはあるのか、との質問がありました。

 執行部からは、今年の漁獲量は来年の4月頃にならなければ判明しないこと、また、昨年の青森県と島根県の漁獲量の差を考えると、すぐにその差を縮めることは難しいのではないかとの回答がありました。

 

 このほか、今月初旬の大雪によって、西部の市町を中心に農業施設に被害が発生していることについて、調査や対応に時間はかかると思うが、被害に遭われた方が安心して年を越せるような方針だけは早く出してほしいとの意見がありました。

 

 以上、農水商工委員会における審査の概要等を申し述べ、委員長報告といたします。

 

 

 

 


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