建設環境委員長報告平成２１年２月定例会（２月２４日）

　建設環境委員長報告をいたします。

　建設環境委員会に付託された議案の審査結果等について報告いたします。

　２月１９日、建設環境委員会に付託された議案は、補正予算案３件、条例案１件であります。

　これらの議案について、執行部に説明を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれの議案も全会一致をもって、原案どおり可決すべきとの審査結果でありました。

　次に、議案の審査過程における執行部からの説明、委員からの質疑、意見等のうち主なものについて報告いたします。

　執行部からは、土木部の補正予算について、国の第２次補正予算に盛り込まれた補助金・交付金にあわせ、県単独事業も増額し、歩道・防護柵など身近な土木施設の整備及び維持修繕などを実施することとした。また、事業の箇所づけについては、地域からの要望をふまえ、事業効果が早期に現れる場所を優先するとともに、中山間地域にも配慮し整備を進める、との説明がありました。

　また、２月補正等の執行にあたっては、県内の雇用確保につながるよう、県内業者への下請発注や建設資材の県内調達を義務づけるとともに、手続きの簡素化により早期発注ができるよう、入札ルールの改善を行う、との説明がありました。

　委員からは、今回の補正により、道路事業の休止箇所が何カ所再開されるのか、との質問がありました。

　執行部からは、今回の補正においては、新たに再開する箇所はないが、現在施工中の箇所などに予算を追加し早期完成を図ることにしている。また、これにより、平成２１年度には、休止となっている箇所の工事再開も見込むことができる、との説明がありました。

　また、委員からは、議決後、早期の発注が行われ、地域経済の好転につながることを期待する、との意見がありました。

　以上、建設環境委員会における審査の概要を申し述べまして、委員長報告といたします。