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朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)のミサイル発射に抗議する決議（平成１０年９月定例会）


朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)のミサイル発射に抗議する決議

　朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は去る８月３１日、何らの事前通告もなく、ミサイルを発射し、その一部が、多数の船舶、航空機等が航行する日本海及び三陸沖に着弾した。

　このミサイル発射は人工衛星の打ち上げを意図されたものであったとの報道がなされているが、こうした北朝鮮の行為は、国際常識を無視した極めて危険なものであり、我が国の主権を脅かすとともに安全保障に直結する問題であるだけでなく、北東アジアの平和と安定に深刻な影響を与えるものである。

　本県にとって、日本海は重要な漁場であり、漁船で操業する多数の乗組員の安全確保の面からも極めて憂慮すべき事態であり、今回の北朝鮮のかかる行為に対して強く抗議する。

　政府におかれては、漁業者の安全操業はもとより、国民の安全確保と北東アジアの安定のため、北朝鮮に対し、国際社会と連携して必要かつ適切な断固たる措置を講じられるよう強く要望するものである。



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