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2015(H27)年 <  2016(H28)年 年報  > 2017(H29)年
目次I.概要II-1.発生状況の解析と評価II-2.定点把握疾患発生状況III.検査情報
全数把握週報(インフルエンザ・小児科・眼科・基幹定点)月報(STD・基幹定点)精度評価疑似症
印刷用ページ 1.2016(平成28)年感染症発生状況の解析と評価 |発生状況結核表1.全国表2.月別表3.保健所別表4.過去
1.2016(平成28)年感染症発生状況の解析と評価
1)全数把握疾患の発生状況:表1〜3
(1)一類感染症
 全国でも報告がなかった。
(2)二類感染症
 二類感染症は全国でも報告があったのは結核のみであり、全国で23,854名、島根県で117名の報告があった。結核の報告数は全数把握対象疾患のうち最多である。
(3)三類感染症
 全国では、コレラ10名、細菌性赤痢121名、腸管出血性大腸菌感染症3,641名、腸チフス52名及びパラチフス19名の報告があった。島根県では、腸管出血性大腸菌感染症12名の報告があった。
 全国の腸管出血性大腸菌感染症の報告数は、4,000名前後で推移している。2011年のO157の死亡事例により、生食用の牛肉の取扱い基準が定められたほか、牛レバーの生食が禁止されたが、患者数の減少は見られていない。
 島根県の12名の報告は、過去最低レベルの数である。
血清型毒素型1月2月3月4月5月 6月7月8月9月10月11月 12月
O26:H11VT1   5(3) 1       6(3)
O157:H7VT2        4(2)    4(2)
VT1VT2      1      1
O157VT2     1       1
合計   5(3) 214(2)     12(5)
( )内は、無症状病原体保有者の再掲です。
(4)四類および五類感染症
 四類感染症では、島根県で日本紅斑熱15名、レジオネラ症4名、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)3名、つつが虫病2名、日本脳炎2名、A型肝炎1名、デング熱1名、レプトスピラ症1名の報告があった。
 全国ではレジオネラ症の1,592名が最も多く、次いでダニ媒介性のつつが虫病の報告が500名あった。デング熱は東南アジアの流行の影響により338名の報告があった。日本紅斑熱は、全国で275名の報告があり、過去最多の報告である。リオオリンピック関連で話題となったジカウイルス感染症が2016年2月15日から四類感染症に追加され、全国で12名の報告があった。
 五類感染症では、侵襲性肺炎球菌感染症が18名、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症16名、アメーバ赤痢6名等の感染症が多く報告された。全国では梅毒の報告数が4,518名あり、2015年の2,660名に比べ約2倍に増加した。
(5)動物の感染症
 島根県では報告がなかったが、全国では細菌性赤痢のサルが5件、エキノコックス症の犬が1件報告された。
島根県感染症情報センター