島根県洪水浸水想定区域図
1.洪水浸水想定区域図とは
洪水浸水想定区域図は、水防法第14条に基づき、洪水予報河川、水位周知河川及び避難を行うことが想定される河川などで
作成しています。洪水時の円滑かつ迅速な避難を確保し、または浸水を防止することにより水災による被害の軽減を図るため、
河川が氾濫した場合に浸水が想定される区域と水深を表示するものです。
浸水が想定される場合の水深は、避難行動と関連づけられるように下図のとおり色分けで示します。
詳細な区分を示す必要がある場合は、0.3m未満、0.5m~1m及び1m~3mを追加表示しています。
2.島根県の取組
島根県では、県民の皆様にお住まいの地域の洪水リスクを理解いただき、事前の備えや避難に役立てていただくため、
このたび、江の川水系、高津川水系および二級水系(浜田市、益田市、江津市、隠岐郡)について、作成しました。
(斐伊川水系および二級水系(浜田市、益田市、江津市、隠岐郡以外)は現在作成中)
なお、この洪水浸水想定区域図は市町村が地域防災計画や洪水ハザードマップを検討・作成する際の基礎資料となります。
洪水浸水想定区域図の概要
対象河川
江の川水系、高津川水系および二級水系(浜田市、益田市、江津市、隠岐郡)
(※斐伊川水系および二級水系(浜田市、益田市、江津市、隠岐郡以外)は現在作成中)
※令和5年3月までに国管理河川及び県管理河川の洪水予報河川・水位周知河川における洪水浸水想定区域図は既に公表しています。
公表済みの国管理河川の洪水予報河川・水位周知河川における浸水想定区域図はこちらをクリック
公表済みの県管理河川の洪水予報河川・水位周知河川における浸水想定区域図はこちらをクリック
対象降雨
想定し得る最大規模の降雨
「想定最大規模降雨」は当該河川に過去に降った雨だけでなく、近隣の河川に降った雨が、当該河川でも同じように発生するという考え
に基づき、国において、日本を降雨の特性が似ている15の地域に分け、それぞれの地域において過去に観測された最大の降雨量により設
定されています。島根県では、この地域区分のうち山陰及び中国西部を適用し、各河川において想定最大規模降雨が1/1000年確率以上に
なるよう設定しています。
図面の説明・留意事項
(1)この図は、島根県内の河川の国管理区間および県管理区間について、想定し得る最大規模の降雨(1年間に発生する確率が1/1000
(0.1%)以下の降雨)による洪水浸水想定区域、浸水した場合に想定される水深を表示した図面です。
(2)この図は、指定時点の河道及び洪水調節施設の整備状況を勘案して、想定し得る最大規模の降雨に伴う洪水により対象区間が氾濫し
た場合の浸水の状況をシミュレーションにより予測したものです。
(3)また、この図は、洪水により河川の溢水、堤防の越水・決壊が考えられる各地点において、河川が氾濫した場合に想定される浸水範
囲を重ねて表示したもので、想定される最大のリスクを示しており、特定の洪水が発生した場合に想定される浸水範囲を示したものではあ
りません。
(4)各シミュレーションの実施にあたっては、洪水予報区間および水位周知区間以外の対象区間の決壊による氾濫範囲の拡大、対象区間
以外からの氾濫、シミュレーションの前提となる降雨を超える規模の降雨、高潮及び内水による氾濫等を考慮していませんので、この図に
示されていない区域においても浸水が発生する場合や想定される水深が実際の浸水深と異なる場合があります。
閲覧方法
図面のPDFデータについては、このホームページからご覧いただけます。
紙の大判図面については、県庁河川課において閲覧いただけます。
島根県が提供する「マップオンしまね」でも想定される浸水深や浸水範囲を確認できるほか、GISデータをダウンロードすることができます。
マップオンしまねで洪水浸水想定区域図を閲覧する場合はこちらをクリック(※現在準備中)
GISデータをダウンロードする場合はこちらをクリック(外部サイトへ)(※現在準備中)
洪水浸水想定区域図
図郭図にしたがって、ご覧になりたい地域の番号を選択すると図面(PDF)が開きます。
水系名:江の川水系
【対象市町村:浜田市、大田市、江津市、飯南町、川本町、美郷町、邑南町】
図をクリックで拡大
水系名:高津川水系
【関係市町村:益田市、津和野町、吉賀町】
図をクリックで拡大
水系名:二級水系
【関係市町村:浜田市、益田市、江津市、海士町、西ノ島町、知夫村、隠岐の島町】
お問い合わせ先
河川課
〒690-8501 島根県松江市殿町8番地(県庁南庁舎) 0852-22-5196 0852-22-5681 kasen@pref.shimane.lg.jp