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協議会終了後に寄せられたご意見、ご質問に対する回答

第79回安全対策協議会終了後に寄せられたご意見、ご質問に対する回答を掲載します。

 

〇ご意見

 

・「電気を使う者としての責任(理解)を」といった発言があったかと思います。

私はだからこそ2号機を動かすにあたって使用済核燃料の処理が確立するまでは動かすべきではないと思う。
また、責任ということならば、島根原発内で最終処分することも考えないといけないのでは、とも思う。

フィンランドでは発電所敷地内で処理施設が作られていました。発電所を立地するときの条件だったと聞きました。

 

・中国電力は、最後に今後も技術と人材の育成、徹底した安全対策と安全性の向上に取り組むと言われました。

加えて、事業体、企業の衰退や倒産等により関係の会社そのものがなくなり、ほかに負担がかかることがない様、下部組織、企業体のしっかりしたサポートをお願いします(恒久的に)。
※人材不足、後継者不足で県内企業の倒産がめざましいスピードで増えていて心配です。

 

・業務従事者の安心安全はもとより、すべての人間・環境を守るべきです。

 

・原発問題はとてもデリケートであり、一方的な発言もできないし(と思っている)、かと言って中電の説明をすべて鵜呑みにはできないと皆さん同じ気持ちだと思う。

おびただしい時間を必要とする廃炉段階、最終処分場もない中でも進めねばならない原発。。。そんな社会を作り後戻りもできない(しない)社会を作った責任。。。

環境問題を考えると原発は必要という人。自分事として考えろという会社。。。

私はプルサーマル問題の時から「人の命は何よりも大事で重い!!」と言い続け、自問自答しながらやってきた。

チェルノブイリや福島での惨状を忘れずに、自分には何ができるかを問いながら生きていこうとつくづく思った時間であった。

「安全確保を最優先に」は当たり前の言葉であるが、これしかないか。。。

 

 

〇ご質問と回答

【質問】

・原発稼働に伴い、燃料輸送が行われますが、輸送中の事故などの対策はどのようになっていますか。
輸送経路の近くに住む方には、事故があった際の対処法や避難について、事前に説明されているのでしょうか。
そのための訓練などされているのでしょうか。

 

【回答(中国電力)】

・輸送中に事故が発生した場合の当社および輸送事業者としての対応は、負傷者の手当、関係機関への通報、事故拡大防止措置などになりますが、迅速に対応できるよう訓練を実施しております。
また、新燃料輸送にあたって使用する輸送容器は、輸送中の事故や火災によって放射線による障害が発生しないよう、法令による技術基準に基づき、試験・製造され、国の承認を受けたものです。
したがって、事故が発生したとしても、周辺の方々へ、放射線による障害が発生する可能性は低いですが、国を含めた関係機関と協議し、必要な対応をとることとなります。
なお、新燃料の輸送経路については、核物質防護の観点から公表できないこと、輸送容器の安全性等を踏まえ、輸送経路の近隣住民の方々へのご説明は実施しておりません。


お問い合わせ先

原子力安全対策課

〒690-8501 島根県松江市殿町1番地
島根県防災部原子力安全対策課
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