災害時の避難と避難所での過ごし方について
日頃から備えておきましょう
災害はいつ起こるか分かりません。日頃から、避難経路の確認や非常持ち出し品の準備など、いざというときに備えることが大切です。
また、最新の気象情報や市町村から発令される避難情報に注意し、災害の危険が迫る前に安全な場所に避難しましょう。(市町村から発令される避難情報)
1.新型コロナウイルス感染症対策に配慮した避難所開設・運営訓練について
島根県での訓練等開催状況
- 令和4年10月16日(日):【島根県総合防災訓練】新型コロナウイルス感染症対策を講じた避難所開設・運営
- 令和3年10月24日(日):島根県総合防災訓練において新型コロナウイルス感染症対策を講じた避難所を設営
- 令和2年8月7日(金):県・市町村防災担当課職員及び健康福祉担当課職員を対象に、「避難所における感染症対策について」の研修を開催
- 新型コロナウイルス感染症対策に配慮した避難所開設・運営訓練ガイドライン
- 新型コロナウイルス感染症対策に配慮した避難所開設・運営訓練事例集
- 新型コロナウイルス感染症対策に配慮した避難所運営のポイント(外部サイト)(内閣府HP)
2.避難をする前に
避難所に行くことだけが避難ではありません。まずはハザードマップ等を用いてお住まいの地域の危険箇所を調べ、家族や地域の方と避難場所や避難する道順を話し合っておきましょう。また、安全な親戚・知人宅へ避難することも考えてみましょう。
お住まい市町村の危険箇所等の確認は県内市町村のハザードマップ一覧参照
避難所等の確認は県内市町村の避難所一覧参照
〈避難行動の確認を〉
(出展:内閣府ホームページ)
3.非常持ち出し品
非常持ち出し品とは、避難するときに持ち出す最小限の必需品です。
重すぎると避難に支障が出るので、必要最低限のものをまとめ、すぐに取り出せるところに保管しておきましょう。
<非常持ち出し品(例)>
- 食料
- 飲料水
- 救急セット、常用薬
- お薬手帳
- 懐中電灯
- 携帯ラジオ
- 乾電池
- ヘルメット、防災ずきん
- 貴重品
- マスク
- 消毒液
- 体温計
- スリッパ
【ポイント】
- 食料・飲料水は最低3日分(推奨1週間分)を備蓄しておきましょう。また、非常持出品には、持ち運べる量を入れておきましょう。
- 感染症対策のため、マスクや消毒液、体温計も準備しておきましょう。避難所では数に限りがありますので、可能な限り、ご自身でご持参ください。
- 必要なものは人それぞれ異なります。家族構成や個々の事情に合わせて、持ち出す物を考えてみましょう。
<県の備蓄>
避難所での避難生活には、個人の備蓄が不足することなども考えられますので、県と市町村では、島根県備蓄物資整備計画に基づき、食料及び給食用資機材等を備蓄しています。また、備蓄品目については、要配慮者や男女双方の視点、アレルギー対応等に配慮して選定しています。
4.防災情報の入手
県では、地震・津波情報、気象注警報、土砂災害警戒情報、河川洪水予報、国民保護情報など防災情報や緊急のお知らせをお手持ちの携帯電話やパソコンに電子メールで配信します。
どなたでもご登録いただけますので、ぜひご活用ください。
※無料でご利用いただけますが、通信に要する費用(パケット料)は、ご利用される方の負担となります。
登録方法の詳細は、こちらのHPでご確認ください。
避難所での過ごし方
思いやりのある行動を
避難所では、普段とは違う状況下での不安や混乱から、ストレスを感じやすくなったり、体調を崩しやすくなったりします。避難生活では、乳幼児、お年寄り、体が不自由な方などに気を配り、一人ひとりが自覚と思いやりを持って行動することが大切です。
お互いが気持ちよく過ごせるように、どのようなことに配慮すればよいか考えてみましょう。
避難所運営の手引き
身体障がい者補助犬の同伴の受け入れは義務づけられています
身体障がい者補助犬とは、目や耳や手足に障がいのある方の生活をサポートする「盲導犬」「聴導犬」「介助犬」のことで、「身体障害者補助犬法」に基づき、認定され、特別な訓練を受けています。なお、補助犬は障がいのある方のパートナーであり、ペットではありません。
また、補助犬の同伴については、「身体障害者補助犬法」で人が立ち入ることのできる様々な場所(公共施設、公共交通機関、飲食店、病院、宿泊施設など)で受け入れるよう義務づけられています。
つきましては、避難場所及び避難所においても、身体障がい者補助犬の同伴について、皆さんのご理解とご協力をお願いします。
補助犬同伴避難啓発ステッカー(PDF:184KB)
参考:身体障がい者補助犬について(障がい者福祉課ホームページ)
新型コロナウイルス感染症を踏まえた避難について
避難所における感染症拡大防止への配慮
●咳エチケット、手洗いの徹底
咳エチケット、手洗いなどの基本的な感染対策をしっかり行うことで、感染リスクを下げることができます。
●マスク、体温計、消毒液の持参
避難をする場合、感染しない、させないため、マスクを着用しましょう。マスクがない場合は、鼻と口を覆える大きさのタオルや手拭いなども代わりに使えます。
また、体温計を持っていき、体調のチェックをするとともに、消毒液を使いこまめに手指の消毒をしましょう。体調に変化があれば無理をせず、避難所の運営者に知らせてください。
●3密を避ける
新型コロナウイルス感染症は、密閉、密集、密接の3つの条件がそろう場所で集団発生のリスクが高まります。
避難所においては、十分に換気を行い、人と人との間隔をなるべく広く確保できるよう、協力をお願いします。
避難所での感染対策については、以下のページにも記載されていますので、参考にしてください。
厚生労働省災害時における避難所での感染症対策(外部サイト)(厚生労働省HP)
避難所における新型コロナウイルス感染症対策のポイント
島根県では、出水期に向けて市町村における新型コロナウイルス感染症対策に十分留意した避難所運営を支援するため、「避難所における新型コロナウイルス感染症対策のポイント(全編)」をとりまとめました。※令和4年3月修正
避難所における新型コロナウイルス感染症対策のポイント(本文)
チェックリスト集
お問い合わせ先
防災危機管理課
島根県防災部防災危機管理課 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 電話 0852-22-5111(県庁代表) 0852-22-6353 FAX 0852-22-5930 e-mail: bosai-kikikanri@pref.shimane.lg.jp