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知事トピックス2008年10月

 

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=2008年(平成20年)10月=

 

10月30日(木)

島根三洋電機第3工場開所式に出席

開所式の様子

 島根三洋電機の第3工場が完成し、同社で開所式がありました。
第3工場では太陽電池の基幹部品である「セル」を製造。11月から本格稼動し、従来の2.6倍に生産能力が拡大します。約90億円が投資され、新たに80人の雇用が生まれています。
知事は「地域活性化や雇用の確保に大きく貢献され、大変ありがたい」と祝辞を述べました。

【雲南市内】

企業立地セミナーin広島を開催

企業立地セミナーin広島の様子

山陽圏の企業へ島根の魅力をアピールし、企業立地の促進を図ることを目的に、広島市で企業立地セミナーが開催されました。広島での開催は5年ぶりとなります。
セミナーには、山陽圏の企業約130社、約200人が出席。知事は「島根には豊かな水資源など、好条件がそろっています」とあいさつし、島根への立地をPRしました。
また、今年度新たに県の産業人材育成コーディネーターに就任した横田学氏が、県の人材の育成・確保対策について説明。島根県吉賀町への立地企業であるヨシワ工業(株)の吉野克己社長による事例発表もありました。

【広島市内】

10月29日(水)

新しい島根県の原子力安全顧問へ委嘱状が交付されました

委嘱状の交付の様子その1委嘱状の交付の様子その2

9月に新設した県原子力安全顧問に、新たに地震学の専門家3名が委嘱され、知事から委嘱状が交付されました。新たに顧問を委嘱したのは、岩田知孝京都大学防災研究所教授、釜江克宏京都大学原子炉実験所教授及び佃栄吉産業技術総合研究所研究コーディネータの3名の方々です。
委嘱状交付後の懇談で、知事は「これまで放射線医学や原子炉の構造などに詳しい7名の顧問がおられましたが、この度、新たに3名の地震の専門家に顧問をお願いすることになりました。近年、原子力発電所の耐震・安全性が課題になっており、助言をお願いしたい」と話しました。

【県庁知事室】

横田高校ホッケーチームが知事を訪問し、国体優勝報告が行われました

訪問の様子その1訪問の様子その2

おおいた国体ホッケー少年男子で優勝し、全国高校選抜大会、高校総体の3冠を達成した選手たちの活躍を称え、県功労者表彰状を授与しました。昨年のインターハイから数えると5大会連続優勝という偉業を達成した選手たちに、知事は「高校生活のいい思い出になったことでしょう。新しい世界に出られてからも活躍してください」と話しました。

【県庁知事室】

10月28日(火)

原子力防災訓練を行いました

訓練の様子

島根原子力発電所の事故を想定した原子力防災訓練を実施しました。訓練には、県、松江市、中国電力などの関係機関や、住民のみなさん約7900人が参加しました。トラブル通報から災害対策本部立ち上げ準備までの初動対応訓練、鹿島・島根・古江地区住民と恵曇(えとも)小学校の児童が八雲町に設置した避難所へ避難する訓練などを行いました。知事は、初動対応訓練に参加するとともに、保健環境科学研究所での緊急時モニタリング訓練、住民避難訓練の状況を視察、確認しました。

【松江市内】

農協青年組織協議会の方と懇談しました

懇談の様子

20〜40代の農畜産業に携わる皆さんと懇談を行いました。
農業者の皆さんは、燃油高騰で苦慮されている等農業経営の現状や、Iターンしてきて島根県内で農業に取り組んでいることなどについて話されました。
知事は、「Iターンで農業に取り組んでいる経験をぜひPRしてもらいたい。漁業の分野でもIターン者が多いと聞いたことがある。自然にかかわる仕事が好きな方を都会から呼び込み、後継者になってもらうのはよいことだと思います」と述べました。

【県庁知事室】

10月27日(月)

一日健康福祉部の日!第2弾。知事が福祉関係施設を視察し、懇談しました

わかたけ学園の子どもたちと一緒にランチしました

ランチの様子その1ランチの様子その2

児童自立支援施設(※)県立わかたけ学園を視察しました。景山博教園長から概要説明を受けた後、授業風景や園内を見学し、子どもたちと一緒に昼食を食べました。
子供たちは、始めは遠慮がちで、うつむき加減でしたが、しばらくすると学園での生活や自分の趣味などを明るく知事に話してくれました。
驚いたことがありました!昼食は4つのテーブルに男女別、年齢別に分かれて食べますが、その中で、男子の中学生のテーブル6人のほぼ全員が、今年から島根県がPRキャラクターとして使用契約している秘密結社「鷹の爪団・戦闘主任」の"吉田君"を知っていたのです。これを知事に報告すると、「そうか。吉田君は、わかたけ学園の人気者だね」と、とても嬉しそうでした。

 

※児童自立支援施設・・・18歳未満でうまく社会に適応できない児童を受け入れ、生活支援、心理的支援や学校教育(小・中学生)、中卒児支援(研修科)を通してできるだけ早く自立できる力を養うことを目的とした施設です。子どもたちは、男子寮、女子寮に分かれて職員と共に生活しています。園内には、松江市立来待小学校及び宍道中学校の大野原分校が設置されています。

【松江市内】

馬庭良夫さん、邦枝さん夫妻(里親)と健太君、辰治君兄弟(里子)と懇談しました

懇談の様子その1懇談の様子その2

馬庭良夫さん、邦枝さん夫妻と健太君、辰治君の里親・里子と懇談しました。馬庭さん夫妻は、実父母を亡くした健太君(中学3年、当時5歳)、辰治君(中学1年、当時3歳)兄弟の里親となり、今日まで愛情一杯に育ててこられました。特に良夫さんは、地元稗原(ひえばら)地区(出雲市)で盛んな卓球の指導を通して、里親・里子のより強い絆を築いておられます。
こうした成果もあって、健太君たち兄弟は、今年の県総合体育大会で同じチームで出場し、見事団体ベスト8入りを果しました。
さて、今回、知事が馬庭さん家族と懇談するきっかけとなったのは、「平成20年度少年の主張島根県大会」における健太君の弁論(青少年育成島根県民会議会長賞受賞)でした。知事は、この原稿を読んで、とても感動しました。みなさんにも、一読してほしいという知事の気持ちもあり、馬庭さんの了解を得て、全文を以下に掲載します。
是非ご覧ください。

 

※里親・・・保護者のいない児童又は保護者に監護させることが不適当であると認められる児童を擁護することを希望する者で、都道府県知事が適当と認めるものをいいます。(児童福祉法第6条の3)
現在、県内には、里親の登録数が90組、委託中の里親数26組、委託中の児童数は33人です。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

優しさの器
島根県出雲市立南中学校3年馬庭健太
僕の名前は「馬庭健太」です。しかし本当の名前は、「石井健太」といいます。本当の名字は馬庭ではなく石井なのです。それは僕が「里子」だからです。
「里子」とは両親を亡くしたり、何かの事情で育ててもらえない子どもたちが、「里親」という血もつながっていない他人に養育してもらう制度です。
僕の両親は僕が幼い頃に死にました。父が亡くなり、後を追うように母もこの世を去りました。そして5歳の僕と3歳の弟だけが、残されました。
それ以来、僕の心の中にはいつも大きくて重い塊が詰まっているようでした。
「本当の両親がもう亡くなっていること」
これが僕の秘密でした。このことを他人に知られたら差別を受けてしまう、いじめられてしまうと思い、こわくてずっと誰かに話すことができませんでした。
中学生になり、僕は卓球に打ち込むようになりました。次第に上達し、成績を上げられるようになってからは「卓球は楽しい、もっと練習して強くなりたい」と思い、卓球が大好きになっていきました。しかし、「秘密」のことはいつも僕の心に暗い影を落としていました。
そんな中、自分を変えられる日がついにやってきたのです。
その日は中学2年の冬休みでした。クラブの練習の時、元気のない僕に先輩が話しかけてきたのが始まりでした。そのとき
「自分の過去のことは絶対に知られたくない」という思いから「ちょっと寝不足で」などと必死にウソをつきましたが「何か悩み事があるんじゃないか?」とすぐに見抜かれてしまいました。僕は仕方なく、悩んでいたこと、亡くなった両親のことを話しました。
僕は「ああ、これで先輩は僕を差別の目で見るだろう。本当の事なんて話さなければよかった。」と思っていました。しかし先輩の反応はたった一言で「色々とつらい日もあったと思うが、これからもがんばろうな!」と言ってくれたのです。
その言葉を聞き、僕は涙をこらえようとしましたが、こらえきれなく涙を流してしまいました。その涙は30秒ほどで止まりましたが、心は今までの何十倍も楽になりました。ちゃんと心配してくれる人がいる、過去のことを知っても今まで通りの対応をしてくれる人がいる。それが分かったことが、とてもうれしかったのです。今まで自分だけで抱えこんでいたのがばからしく思えるほどでした。
それからの僕は、これまで気付かずにいたことがいろいろと見えるようになってきました。まずは何と言っても8年間育ててくれた今の両親のことです。家に来て2・3年間、僕ははなかなか心を開くことができず、両親は大変だったと思います。そんな自分に言葉では言い表せないくらいの「愛情」をくれました。本当の息子のように育ててもらいました。最近では素直になれず心配ばかりかけているけれど、今の自分にとって両親はとても大きな支えです。こんな自分を救ってくれたことを本当に感謝しています。
そしてもう一つの支えは「友達」です。
学級でこの弁論を発表したとき、「マニケンはマニケンだよ。」「何も心配することはないよ!」と言ってくれた学級の仲間。一つの目標に向かい県総体に挑んだ卓球クラブの仲間。みんながいたから強くなれたんだと思います。これから自分は、他人を広い心で受け入れることができる大きな大きな人間になりたい。相手の悩みや苦しみを受け止め、「優しさ」という大きな器で包み込むことができる人になりたい。そして、家族として、パートナーとして、最高の仲間になっていきたい。
そう、今まで僕にそうしてくれた人たちのように。
これが僕の目標です!

【出雲市内】

ハートピア出雲」を訪問し、通所している方々と交流しました

交流の様子その1交流の様子その2

ハートピア出雲を訪問しました。ハートピア出雲は、平成12年6月に開設された施設です。常時介護を必要とする障害のある人に、通所による日中活動の場を提供する中で、在宅生活の意欲を高め、自立と生きがいづくりを図る取り組みをされています。
また、運動や言語などの発達障害のある学齢期の子どもの放課後預かり支援も行っておられます。
知事が到着した時、ちょうどデイセンターの通所者の方々が、音楽に合わせて思い思いの楽器を手に、叩いたり鳴らしたりして楽しそうに合奏していました。その生き生きとした姿に知事も思わずにっこり!演奏が終わると、さっそく知事は、通所者の方々に話しかけながら、握手をしたり、うなづいたりしながら交流しました。
次に、発達障害のある子どもの放課後預かり事業を視察しました。すると、可愛らしい女の子が知事のもとに歩み寄り、挨拶して自分が描いた知事の絵を見せてくれました。その絵があまりに上手に描けているので知事はびっくり!「ほんとうに絵が上手だね!これからもがんばってね。」と微笑んで、女の子と握手して励ましました。

【出雲市内】

医師確保に向け、島根大学医学部と意見交換会を行いました

意見交換会の様子その1意見交換会の様子その2

「一日健康福祉部の日」の締めくくりは、医療関係者との懇談を行いました。
知事は、島根大学医学部(出雲市)を訪問し、山本広基島根大学副学長、木下芳一同大医学部長、小林祥泰同大付属病院長など島根大学のトップと、深刻な医師不足の解消など医療の課題について、行政と大学が連携して対応していくため意見交換会を行いました。
意見交換会の冒頭、知事は、「多くの病院で常勤医が減っています。特に厳しい状況にある離島や中山間地への医師確保に特段の配慮をお願いします」と述べ、要望書を木下医学部長に手渡しました。その後、県と島根大学との間で、医師確保対策、ドクターヘリ、新型インフルエンザなどの喫緊の課題について、およそ1時間にわたり意見交換しました。
知事は、「地域医療の確保は、最も大切な仕事。意見交換会における意見やアイデアを今後、県行政に反映していきたい」と話し、医師確保など医療問題の解決に向け、意欲を示しました。
県と島根大学は、今後、このような意見交換会を、年に2回程度、定期的に開催することで合意しました。

【出雲市内】

10月23日(木)

日韓漁業問題懇談会に出席

懇談会の様子

 日韓暫定水域内の漁業秩序について、兵庫・鳥取・島根3県の知事と漁業者代表が、各県選出の国会議員支援のもと、関係省庁に要望を行いました。
日韓暫定水域の漁業問題では、これまで両国の漁業団体が協議をしてきましたが、韓国側の漁船に漁場を占拠されているのが現状。さらに、日本の排他的経済水域でも韓国漁船の違法操業が繰り返されています。
このような状況を踏まえ、知事は「暫定水域内で資源管理体制を確立し、また排他的経済水域の監視強化をお願いしたい」と要望。日韓漁業問題の早期解決を強く訴えました。

【東京都内】

10月21日(火)

しまね企業参加の森づくり協定に調印

調印の様子

三井住友海上火災保険株式会社(本社:東京)と県、大田市、大田市森林組合が「しまね企業参加の森づくり制度」による協定書の調印を行いました。
三井住友海上火災保険(株)は、この協定に基づき、今後7年間、県、大田市、大田森林組合の協力を得ながら、石見銀山遺跡周辺の森林で保全活動を行われます。
知事は「石見銀山遺跡は自然と共生している点がユネスコから高く評価されており、森林を保全していくのは大切なこと。ご協力いただき大変ありがたい」と感謝の言葉を述べました。

【県庁301会議室】

第10回改革推進会議が開催されました

会議の様子

第10回「改革推進会議」が県職員会館(松江市)で開催されました。
知事は冒頭の挨拶で「収支不足は改善しているが、引き続き努力が必要。また、世界的な経済情勢、金融情勢をみると、想像を超えるような大きな動きがある。日本にも影響が及ぶことが懸念されており、国の対策などを踏まえながら、地域経済が低迷しないよう県としても適切に対応していきたい」と述べました。
今回の会議では、事務局から「財政見通し」と「平成21年度予算要求基準」について説明したほか、行政改革の推進方策の検討状況を、「行政改革専門小委員会」が報告されました。

【職員会館】

10月19日(日)

島根あさひ社会復帰促進センター開庁式に出席

開庁式の様子その1開庁式の様子その2

官民共同運営の刑務所「島根あさひ社会復帰促進センター」の開庁式が行われ、知事は来賓として出席し、「全国で初めて"地域との共生"という理念のもと、受刑者の矯正教育や職業訓練などが地域と一体となって行われます。また、既に地元雇用が増加するなど、センター設置の経済的効果が現れています。今後、地元浜田市はもとより、石見地域全体の活性化に資する施設となることを期待しています」とあいさつしました。開庁式の後、矯正や職業訓練の一環として行われる、盲導犬養成プロジェクトの様子や、受刑者のほか一般の方も診療を受けられる施設内の県立診療所を視察しました。

【浜田市内】

10月17日(金)

島根応援サイト「リメンバーしまね」に投稿

投稿している様子

島根県の知名度向上を目的として10月10日に開設した島根応援サイト「リメンバーしまね」のブログに、知事もスタッフの1人として、投稿しました。マスコミから取材を受けた知事は、「休日に美保関にでかけた様子を投稿しました。これからも折に触れて、島根の情報を提供していきたい」と話しました。

【県庁知事室】

10月16日(木)

未利用県有地処分の媒介に係る協定締結

協定締結している様子

県は(社)島根県宅地建物取引業協会及び(社)全日本不動産協会島根県本部の2団体と、未利用県有地処分の媒介に関する協定の締結をそれぞれ行いました。
この協定により、一般入札で売り払いができなかった県有地についての売買契約成功率が高まることが期待されます。
知事は「専門的知見やノウハウを活用させていただき、売却を進めたい」と話しました。

【県庁301会議室】

10月14日(火)

関西地区で観光トップセールスを行いました

訪問の様子その1訪問の様子その2

JR西日本大阪本社、NHK大阪放送局を訪問し、連続テレビ小説「だんだん」に関連した島根県の観光スポットなどを紹介。関西地区からの観光客誘致を、直接、アピールしました。
また、続いて行われた、関西地区島根県観光情報説明会では、関西地区の旅行業者、運輸会社、マスコミ等の観光関連の事業者約200名に対し、「だんだん」など島根が舞台となった番組や、世界遺産センターのフルオープン、日本3代船神事のひとつといわれる「ホーランエンヤ」などの観光地のトピックスを紹介し、「今後も、県から最新の話題や、旅行商品づくりに役立つ情報を積極的に提供していきます。関西地区の多くの方々に島根を訪れていただけるよう、協力をお願いします」と強く働きかけました。

【大阪市内】

10月11日(土)

しまね企業参加の森づくりに参加しました

植樹式の様子その1植樹式の様子その2

(社)島根県トラック協会が森林再生を目指して取り組む「トラックの森」づくりの植樹式が松江市玉湯町で行なわれ、協会会員やその家族ら140人が参加し、ヒノキやヤマザクラなど約千本を植えました。
植樹式に出席した知事は、「森林は、水源の涵養、地球温暖化防止など重要な公益的機能を有している。企業の社会貢献活動により、県民の財産である島根の豊かな森林が再生することを願っている」と挨拶。その後、参加者の皆さんと一緒に植樹を行い汗を流しました。このトラックの森事業は、県が提唱する「しまね企業参加の森づくり制度」の一環として実施されたものです。

【松江市内】

10月10日(金)

安全安心まちづくり旬間の開始式が行われました

開始式の様子その1開始式の様子その2

 11日から始まる「犯罪のない安全で安心なまちづくり旬間」を前に県庁前で開始式が行われました。
式典で知事は「島根の青色防犯灯やパトロールカーの数は全国トップレベル。みなさんの活動が犯罪の抑止力になっています」とあいさつ。
続いて、旬間メッセージの伝達や幼稚園児によるダンス、街頭啓発パレードが行われました。また、「安全安心まちづくり啓発ポスターコンクール」の表彰式もあわせて実施されました。

【県庁前広場】

吹奏楽と合唱の全国大会出場校に激励金を贈呈

贈呈の様子その1贈呈の様子その2

 10月下旬に行なわれる吹奏楽と合唱の全国コンクールに出場する出雲北陵高校、出雲高校、松江北高校に激励金10万円を手渡しました。出雲北陵高校は吹奏楽と合唱に、出雲高校と松江北高校は合唱に出場します。
知事は「みなさんは、島根県と同時に中国地方の代表。日ごろの成果を十分に発揮し立派な合唱と演奏をみせてほしい」と激励。これに対し、出場校を代表して出雲北陵高校合唱部部長小澤真衣子さんが「今まで地道な練習をしてきました。県代表として責任と誇りを持ち、今までの成果を発揮したい」と決意を述べられました。
吹奏楽は8月に、合唱は9月に中国大会が行われ、各校は全国大会の出場権を獲得。特に合唱は中国地方の出場枠3つを島根県が独占しました。

【県庁知事室】

10月9日(木)

ユニセフキャラバンが島根を訪問

訪問の様子その1訪問の様子その2

財団法人日本ユニセフ協会の学校事業部副部長永井洋子氏が知事を訪問されました。日本ユニセフ協会は、世界で貧困や飢餓に苦しむ子どもたちの現状を訴え、ユニセフ活動への理解を推進するため、全国で「ユニセフキャラバンキャンペーン」を展開されています。今年は、松江市内の小中学校を訪問し、厳しい状況の中で暮らす子どもたちや、ユニセフの支援活動を撮影したビデオ上映などを実施されます。この日は、知事と日本ユニセフ協会との間で世界中の子どもたちの幸せを願いメッセージ交換が行なわれました。知事は来県いただいたことに感謝し、世界中の子どもたちの健やかな成長を目指し、様々な支援を続ける日本ユニセフ協会の努力に対し深く敬意を表しました。1979年の国際児童年にこのキャンペーンが開始され、島根県では今回で7回目の開催となります。

【県庁知事室】

原木取引の協定に調印

調印の様子

 県産材の安定的な生産と供給を目指して、県内6つの森林組合により斐伊川流域森林組合納材協議会が設立されました。また、併せて、同協議会と木材の納入先である合板メーカーの株式会社日新(本社:境港市)及び湖北ベニヤ株式会社(本社:松江市)と原木取引の協定が締結されました。この協定により、21年3月末までに、2万平方メートルの原木が供給される予定です。
関係者による調印式に立会した知事は、「県経済の発展にとって林業は重要な分野。これを契機に県産材の供給拡大が図れるよう、県としてもサポートしていきたい」と挨拶しました。

【県庁301会議室】

10月7日(火)

日本製紙ケミカル(株)と覚書を調印

調印の様子

パルプや化成品などを製造する日本製紙ケミカル株式会社(本社:東京)が甘味料のステビア・グリチルリチン製造事業を行うため、江津市内の工場増設を決定。同社と県、江津市の3者が企業立地に関する覚書に調印しました。
今回の増設は、徳島県小松島製造所で行っている同製造事業を江津事業所に移転するもので、来年4月に操業開始予定です。操業後3年間で13名の新規雇用が計画されています。

【県庁301会議室】

10月6日(月)

地方自治記念貨幣打ち初め式に出席

打ち初め式の様子

地方自治施行60周年記念貨幣の打ち初め式が大阪市北区の独立行政法人造幣局で行なわれ、知事も出席して記念貨幣の発行を祝いました。今年度より、財務省が8年間かけて、全都道府県の記念貨幣を、順次、発行します。最初の発行地に、島根県、京都府、北海道が選ばれ、千円と五百円の2種類の硬貨が発行されます。島根県の記念貨幣は、千円に石見銀山遺跡の丁銀(ちょうぎん)とぼたん、五百円に加茂岩倉遺跡の銅鐸(どうたく)がそれぞれデザインされています。知事は、完成したばかりの硬貨の模様をルーペで確認し、「素晴らしい仕上がりです。全国に島根を知っていただく良い契機となります」と話しました。

【大阪造幣局】

10月3日(金)

一日健康福祉部の日!知事が保健所を視察して集中講義を受けました!

女性相談センターを視察しました。

視察の様子その1視察の様子その2

女性相談センターを訪問し、吉川洋一所長から女性保護事業(※)の概要説明を受けた後、一時保護所を視察しました。吉川所長から、「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律(DV防止法)が施行された平成13年以降、"夫の暴力"を理由とする相談が増加している。昨年度は、県内全相談件数の18.9%(712件)に及び、また"夫からの暴力"を理由に一時保護した女性も49人で、全体(66人)の約75%を占めている」という報告を受けた知事は、熱心に関係資料に目を通しながら、「30年前に数年間、アメリカに滞在したが、日本に比べ、随分とDV対策が進んでいると思った。今後、DV被害者をはじめ、相談内容はますます複雑化、多様化していくと思うが、関係機関と連携し、女性保護や自立支援に一層努めてください」と述べました。

 

※女性保護事業(婦人保護事業)・・・昭和32年4月に施行された「売春防止法」に基づき要保護女子の保護更正を目的に創設されました。以来半世紀が経過し、この間の社会環境の変化と共に相談内容も多岐にわたり、複雑・多様化してきており、近年は、配偶者からの暴力の問題、精神的な問題、離婚問題、子どもの問題などの相談が多く寄せられるようになっています。

【松江市内】

松江保健所を視察しました。

視察の様子その1視察の様子その2

松江保健所を訪問し、職員から業務について説明を受け、意見交換しました。
この日の保健所の訪問は、今年5月に発生した採血用医療器具の複数者使用の問題を始め、東横インに係る硫化水素発生対応、松江市内における結核集団感染など保健所に関連した事件が頻発したこともあり、地域保健法に基づき、多岐にわたる業務を所掌する保健所を視察し、職員と意見交換したいという知事の希望で行われました。
最初に、所内の各担当課長が、今年発生したそれぞれの事件や案件について、松江保健所として、いかに対応し、その状況はどうだったのかを詳細に知事に説明しました。
知事は、「事件発生時に知事室で状況を聞いたが、今、こうして皆さんから当時の様子を具体的に伺い、事件がリアルによみがえりよく理解できた。現場に出向く大切さを改めて痛感しました」と述べました。

【松江市内】

保健所長会議に出席しました。

出席の様子その1出席の様子その2

松江保健所を視察した後、出雲保健所に移動して、この日、同所で県内の7つの保健所長が会して開催された保健所長会議に出席し、保健所を巡る課題や懸案について、各保健所長から説明を受け、併せて、意見交換を行いました。冒頭、知事が挨拶し、「厚生行政は複雑で、財務省時代から分かりにくいと思っていた。知事になってから、大きく関わることとなったが、まだまだ分からない部分も多い。今後、大いに勉強していきたい。」と述べました。意見交換は、医師・看護婦など医療確保対策をはじめ精神保健福祉の取り組み、食中毒予防対策と効果、また、新型インフルエンザの危機管理対応などの課題や懸案についてテーマごとに議論されました。知事も疑問に思う点を質問したり、日頃感じている思いや考えを語り合うなど、会議は和やかながらも終始活発な雰囲気で行われました。知事は、帰り際、見送った職員に、「今日は、丸一日、保健所の集中講義を受けましたよ。」とにこやかに話しかけました。

【出雲市内】

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健康福祉部では、今後も「一日健康福祉部の日」を設け、できるだけ知事に現場に出ていただき、挨拶でも述べられていた「わかりにくい厚生行政」を理解していただく取り組みを行っていくこととしています。「一日健康福祉部の日!第2弾!」は10月27日に行う予定です。

 

10月2日(木)

島根と韓国を結ぶ高校生の書道交流

書道交流の様子その1書道交流の様子その2

 10月7日から11日まで、書道文化交流事業で韓国を訪れる明誠高校(益田市)のみなさんが知事室を訪れました。
同事業は斐川町国際交流協会が実施。島根県内の11校から112点の作品が提出され、代表で明誠高校の生徒98名が訪韓します。韓国では、現地の高校生とペアを組み、一対一での交流などが予定されています。
知事は「書道は集中力が必要なので、子どもたちに良い影響があるのではないか。書道を通じて交流が進むことを期待します」と話しました。

【県庁知事室】

全国観光土産品公正取引協議会であいさつ

あいさつの様子

 全国観光土産品公正取引協議会が松江市で開催されました。この協議会は、観光土産品の表示や包装の適正化などを図るために開催され、全国から関連事業者の方々が参加されました。
協議会の式典であいさつした知事は「食品の偽装など、食の安全安心に対する企業の責任が問題となっています。表示や包装の適正化、公正な競争の確保に積極的に取り組まれていることに感謝します」と話しました。

【松江市内】

ウラジオストク海洋国立大学学長が訪問

訪問の様子

 ウラジオストク海洋国立大学の学習船「NADEZHDA(ナジェンダ)」号が浜田港に寄港するのにあわせて、セルゲイ・オガイ学長が知事室を訪問されました。
オガイ学長は「ナジェンダ号の入港は、ロシアと日本の友好拡大のきっかけとなる」と話され、知事は「浜田港とウラジオストクには定期航路があり、経済的な交流も深まると良いですね」と答えました。

【県庁知事室】

10月1日(水)

島根あさひ社会復帰促進センター診療所長の辞令交付式がありました。

辞令交付式の様子その1辞令交付式の様子その2

10月に開所される島根あさひ社会復帰促進センター内の診療所長に玉置嘉輝(たまおきよしてる)氏が任命され、辞令が交付されました。この診療所は10月1日から開設され、受刑者だけではなく地域住民の方が受診できる一般開放診療も行います。
辞令交付式終了後、副所長と看護師長も参加され、診療所の運営方針などについてお話を伺いました。知事は「チームワークを持って診療所の適切な運営にあたってください」と激励しました。

【県庁知事室】


お問い合わせ先

広聴広報課

島根県政策企画局広聴広報課
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5771
【FAX】0852-22-6025
【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp