意宇川の増水対策について
【提案No.A2018-00194】12月7日受付
県民の安心・安全な生活については、平素より全力で取り組んでいただいていると思います。今年、私の住む竹矢町大門地区は2回も意宇川の増水により避難勧告が出され、多くの人が竹矢公民館に避難しました。幸い、堤防の決壊や堤防を越えた出水はありませんでしたが、被害がなかったからそれで終わりではなく、住民の不安が解消したわけではありません。
10年に1回とか、50年に1回なら想定外と言えると思いますが、年に2回も避難勧告が出るような状態は、もはや想定外ではありません。
当然、何らかの対策が考えられていると思いますので、それを住民に知らせて、安心させていただきたいと思います。
【回答】12月19日回答
本県の河川改修は、流域の人口や資産、過去の洪水実績を考慮した河川ごとの整備水準により、緊急性や重要性などから総合的に判断し優先順位をつけ実施しています。
提案をいただいた意宇川におきましても、河口から東岩坂川合流点付近については、これに基づく流下能力を確保しており、現在は、その機能を維持するため、護岸の修繕や治水上支障となる箇所の土砂掘削・樹木伐採などを松江市とも調整しながら優先順位をつけ実施しているところであり、引き続き適切な維持管理に努めてまいります。
一方、近年、豪雨災害が頻発化、激甚化し、河川の氾濫などによる大きな被害が全国的に発生していることから、河川水位や水害に関する情報提供などのソフト対策にも取り組んでいます。
県ホームページ「しまね防災情報」では、水位、雨量等の状況を常時公開していますので、しまね防災メールや松江市防災メールなどとともに自らの避難行動に役立てていただきたいと考えています。
このほか、今年5月には洪水浸水想定区域図を公表しており、今後、これをもとに松江市においてハザードマップが作成、公表される予定です。
なお、市町村による避難勧告等の発令につきましては、万一の際に高齢者等が余裕をもって避難行動できるように全国的に早めに行うよう見直されてきております。
今後とも、地域のご意見を伺いながら、施設整備とソフト対策を両輪として安全安心の確保に努めてまいりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。
(土木部河川課)
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