出雲市大社町堀川の不法係留について
【提案No.A2018-00176】11月14日受付
私が幼児の頃より親しんだ大社町の堀川に係留してある船の数々。県も努力しておられるようですが、いっこうになくなりません。昨朝、船に水が入り、警官も加え3人で作業しておられるのを見ました。大雨による増水や波の時など心配がつきません。そして係留時、それぞれの船体が当たるのを防ぐためと思われる巨大な発泡スチロール。時間を経て粉々になったものが海へ流れ出ています。対策はできないでしょうか。また、車のように検査がないのも抜け穴になっていると思います。県から国に要望して船体検査の義務を課せば、船を持つ人も少なくなると思うのです。車と同様、エンジンを積んだ船ですので検査は当然です。ぜひ取り組んでほしいものです。
【回答】11月22日回答
ご意見をいただき、ありがとうございます。
プレジャーボートなどの不法係留船は、洪水などの際に流出災害を引き起こすことにより近隣住民の生命、財産の安全を脅かす恐れがあるほか、オープンスペースとして潤いや安らぎをもたらす空間である河川を私物化するものであり、治水上も、河川管理上も、また環境保全上からも問題があります。
県では、大社堀川の係留船対策として、平成24年から地元関係者の皆さまと連携し「堀川プレジャーボート対策協議会」を立ち上げ、重点係留禁止区域の設定、不法係留者に対する訪問指導、巡回パトロールなどの取り組みを積極的に行うことにより、一定の隻数の減少につなげております。
今後ともねばり強く取り組んでいきたいと考えておりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
なお、総トン数20トン未満のプレジャーボートや漁船などの小型船舶については、国の代行機関である日本小型船舶検査機構において、一部の対象外のものを除いて定期検査及び中間検査を受けることが義務づけられております。
(土木部河川課)
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