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新幹線整備時の振興策について


 

【提案No.A2018-00165】10月22日受付

 島根県は山陰新幹線や伯備新幹線の整備を検討しているが、新幹線を利用して、例えば松江を訪れた人が松江市内を移動する二次交通の整備が必要にもかかわらず、これらの議論が聞こえてきません。

 また、新幹線の駅周辺の駅ビルなどの開発方針等も考えてないように思いますし、他にも、例えば恐らく新幹線の駅ができる松江駅と出雲駅の間にある出雲空港にも駅を作り空港と一体化させ更にここに高速道路も延長する、とかのような具体策が聞こえてきません。

 つまり新幹線さえ誘致すれば発展するとの思い込みがあるように思いますが、新幹線を誘致することに気を取られすぎて本来の目的である地域の振興に関心が向いてないように思いますので、新幹線の整備効果を最大化するための政策も考えてくださるようお願いします。

 

 

【回答】11月21日回答

 島根県と関西地方間の新幹線の整備につきましては、北陸新幹線から延びるルートのほか、岡山や姫路から山陰に至るものなどさまざまなルートがあり、整備の手法も含め方向性が固まっていません。

 新幹線の整備につきましては、移動時間の短縮による利便性の向上や、災害に強い国土軸形成のため有意義ではありますが、整備にあたっては多額と見込まれる建設費負担など課題も多くあります。

 一方で、地方への新しい流れをつくり、産業振興や観光振興などを進めていくうえで、高速交通網の整備は欠かせないものと考えています。

 県としては、高速道路や航空路を含めた高速交通網の整備に向けた国などのさまざまな動きを注視しながら、整備に係る建設費や時間短縮効果など、費用対効果の観点も含め、総合的に検討してまいります。

 二次交通の整備など地域振興に関し、いただいたご意見は今後の参考とさせていただきます。

(地域振興部交通対策課)

 

 

 

 

 


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2018年11月項目一覧


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島根県政策企画局広聴広報課県民対話室
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