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島根原発3号機新規制基準適合性審査申請内容不備の確認について


 

【提案No.A2018-00142】9月7日受付

 2018年9月4日、原子力規制委員会の中国電力島根原発3号機新規制基準適合審査会において、中電の申請内容に不備が見つかり、審査は棚上げとなりました。

 大事な申請書に原発の自然災害対策をなぜ記載しなかったのでしょうか。

 県は、中国電力の社長を県庁に呼んで4日に指摘された申請内容の不備について説明を求められてはどうでしょうか。県民への説明も必要だと思います。

 

 

【回答】10月3日回答

 中国電力は、島根原発3号機の審査を受けるための申請書を8月10日に提出し、原子力規制委員会に受理されました。

 中国電力は、申請書の中で、3号機に影響を与える地震や津波などの自然現象の評価について記載していますが、それらは現在審査中の2号機と共通する項目であるため、申請書上は2号機の既申請内容と同じであることを記し、2号機の審査確定後に内容を反映するとの考えを示していました。

 これに対し、原子力規制委員会は、9月4日の初回審査会合の中で、津波のシミュレーション結果や地盤の安全性を示す解析結果が示されていないなどの指摘を行いました。

 このことについて、県は、審査会合翌日に中国電力に対応を確認し、中国電力は速やかに検討するとしています。

 県としては、中国電力には、原子力規制委員会の指摘に適切に対応いただきたいと考えており、審査の状況を注視していきます。

(防災部原子力安全対策課、地域振興部地域政策課)

 

 

 

 

 


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