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島根原発3号機審査申請の事前了解について


 

【提案No.A2018-00134】9月10日受付

 松江も出雲も観光が重要な産業であるのに、なぜ島根原発3号機を動かすことに同意するのですか。避難計画ができますか。住民、観光客を守れますか。また農業に打撃を与えることがわかっていても原発を動かしますか。

 島根県が観光・農業を振興の手段とするなら原発は動かすべきではないと思います。

 

【回答】9月20日回答

 島根原発3号機については、5月22日に中国電力から県に対し、国の機関である原子力規制委員会への審査申請の了解を得たいとして、安全協定に基づく事前了解願いが提出されました。

 これを受けて、県は、県民の方々も参加される安全対策協議会、原子力の専門家で構成する顧問会議、県議会や関係する自治体からご意見をお聴きするなどした上で、3号機については安全性の確保が重要であり、そのためには、まずは原子力規制委員会が専門的な見地から厳格に審査を行う必要があると考え、8月9日に中国電力に対し、原子力規制委員会への申請を認める回答を行いました。

 このため、県は、現段階では稼働を認めたわけではなく、最終的に稼働を認めるかどうかについては、原子力規制委員会の審査終了後に国の関係機関から3号機の安全性や原子力発電の必要性、住民の避難対策等の説明を受けた後に判断する考えです。

(防災部原子力安全対策課、地域振興部地域政策課)

 


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