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松江市内の無電柱化について


 

【提案No.A2018-00118】8月27日受付

 松江市内は電柱をなくして、ケヤキなど横に拡がる木で日陰をつくる。自然豊かな観光地のイメージを構築し、再び訪れることが幸せになると思えるような地区、地域づくりをしてもらいたい。

 

【回答】9月10日回答

 この度はご提案をいただきありがとうございます。

 県内における電線の地下埋設をはじめとした道路の無電柱化事業については、電柱転倒による道路閉塞を無くすことによる「防災性の向上」、美観を損ねる電柱、電線を無くすことによる「良好な景観の形成」、歩行の支障となる電柱を無くすことによる「安全で快適な通行空間の確保」などを目指しています。

 具体的には道路の幅を拡げるなどの新しい道路の建設や、街づくりと一体となって進める道路整備などに合わせ、道路管理者と中国電力などの電線を管理する事業者(電線管理者)が調整を行った箇所において、地域住民の皆さまの理解と協力のもと、整備を進めています。

 また、街路樹の整備については、緑陰や木陰をつくったり、みちや街の景観を良くするなどの役割があることから、市街地にある幅の広い幹線道路を中心に、必要に応じて整備を行っています。

 一方で、無電柱化事業を進めるにあたっては、工事に要する費用(コスト)が高いこと、電線管理者との調整や地域住民との合意形成に時間を要すること、車道や歩道の幅が狭い道路など限られたスペースにおける整備が容易ではないことなど課題もあり、事業着手から完了までに多くの期間を要しているのが現状です。

 これらの課題解決に向けては、国(国土交通省)や電線管理者で調査研究、技術開発などが進められており、その結果を活用しながら道路の無電柱化事業の推進に取り組んでいく考えですが、道路管理者や電線管理者だけではなく、地域住民の皆さまの理解と関心を深め、相互に連携していくことも重要であると考えていますので、引き続き事業の推進にご理解とご協力をお願いします。

 なお、松江市内では、この夏に島根県民会館付近とくにびき道路を結ぶ城山北公園線(大手前通り)で無電柱化が完了しており、さらに、国道432号の古志原地内と大庭町地内で事業を実施しています。

(土木部道路維持課)

 


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