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森林資源の活用について


 

【提案No.A2018-00102】8月3日受付

 出雲市多伎町においても少し山間部に入ると杉が見事に育っている。これを長年育てた人々も、おおむね老いて、鬼籍に入った人、施設で暮らす人が多くなってきた。

 木は昼夜を問わず、伸びている。その量も膨大なものであろう。これが何の利用もなく放置されている。この膨大な資源を切って運び出し、有効に活用してほしい。

 山々の状況をみると淋しい以上に悲しくなる。

 

【回答】9月10日回答

 ご意見をいただきありがとうございます。

 ご指摘のとおり、県内の森林資源はスギやヒノキなどの人工林が育ち、本格的に利用する時期を迎えています。一方で、近年の林業は、長引く原木価格の低迷などにより、山の手入れや伐採に対する森林所有者の関心が薄れている状況となっています。

 県では、平成24年度から全国に先駆けた森林所有者の主伐経費への助成をはじめ、作業道開設や機械化の支援により原木増産に取り組み、近年の木材生産量は平成29年に約61万立方メートルと平成23年と比べて約2倍に伸びています。

 木材の活用先としては、製材、合板、製紙用チップに加え、近年は森林の中に放置された曲材や木の先端部などの林地残材をチップに加工して発電用などの燃料として有効に活用しています。

 県では、今後も豊かな森林資源を有効に活用し、木を「伐って、使って、植えて、育てる」循環型林業の確立を目指して取り組んでまいります。

(農林水産部林業課)

 


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