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山地の利用について(木材)


 

【提案No.A2018-00087】6月18日受付

 木質チップバイオマス発電には、以前から期待していました。

 間伐材は、パルプや建材や家具など、素材のままに使った後、焼却するときにバイオマス発電した方が本当は良いと思いますが、間引く費用が出せないところを木質チップバイオマス発電で費用を捻出するやむを得ない方法だと思います。

 ただし、そうした間伐の後の残った木は木材として利用されているのか。木材の利用がはかばかしくないのであれば、薬木のような思い切った植樹の樹種の変更をしてはどうかと思います。植樹から木材利用までのサイクルができ上がっているのか私には分かりません。

 

【回答】7月25日回答

 島根県では、スギやヒノキなどの成長した立木を伐採・利用し、その後再植林する「循環型林業」を推進しています。

 以前は利用されることなく「林地残材」として森林内に残されていた曲がり材や枝の部分も、近年は、材料を輸入材から国産材に切り替えつつある合板工場、木質バイオマス発電所、温浴施設等で、森林資源を余すことなく利用する取り組みが進んでいます。

 こうした取り組みにより、近年、県内の木材生産量は伸びており、林業・木材産業の活力は上向きに転じています。

 これまでは、建築材として利用するスギやヒノキを中心に、薬用として利用するキハダ、きのこ栽培用のクヌギ、家具などに使われるサクラなども植林してきました。

 今後は、こうした樹種に加えて、成長が早く伐採までの期間が短いコウヨウザンやセンダンなどの植林も進めてまいります。

(農林水産部林業課)

 

 

 

 

 


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2018年7月項目一覧


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