中山間地再生のための農業について
【提案No.A2018-00009】4月4日受付
島根県の中山間地再生のためには、担い手不足を前提とした農業の選択と「つなぎの民間事業者」による新規参入者の誘致が必要です。
その農業は、一:鳥獣被害に遭いにくく、二:粗放栽培ができ、三:通いでも可能な果樹花木茶園を地区別に選択することが必要です。
県には、その地域に適した樹種の選定、つなぎの事業者支援に加え、域外からの新規参入者に早期移住を求めず、通いの農業や定着までの兼業の容認等新規参入条件の緩和策が求められます。
【回答】5月2日回答
本県の大部分を占める中山間地域における農業は、単に食料の供給を担うだけでなく、自然環境・景観の保全、国土保全等の多面的機能を維持するなど、県民生活に広く貢献しており、農業の担い手を確保し中山間地域の農業を持続していくことが重要です。
このため、本県では自らが経営主体となる「自営就農」や農業法人等に勤める「雇用就農」に加えて、農業とその他の「仕事」を組み合わせた「半農半X」も農業の担い手と位置づけ、多様な担い手を確保・育成するための様々な支援に取り組んでいるところです。
具体的には島根で就農を検討される方には県外での就農相談会で農業体験制度などを紹介するとともに、地域が勧める栽培品目などの農業情報と住居や学校などの生活情報も含めた包括的な就農パッケージを提案しています。
また実際に就農する段階においては、資産を継承する就農者の設備投資・修繕の支援や、県内各地の野菜や果樹産地においてリースハウスや果樹リース団地の整備を支援し、農業者の初期投資の軽減や栽培技術研修等を一体的に行っています。
県では、引き続き地域の担い手育成担当部署と連携して担い手の確保・育成に取り組んでまいります。
(農林水産部農業経営課)
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