一畑電車の列車内ドア上に行先表示機を設置することについて
【提案No.A2018-00018】4月5日受付
一畑電車が好きで利用します。最近車両がきれいになり、喜ばしいことです。
一つ注文があります。電車の行先が出雲、出雲大社、松江温泉とあり、出雲発→大社行、出雲発→松江行、松江発→出雲行、松江発→大社行、大社発→松江行、大社発→出雲行、その他川跡乗り換え等あります。
電鉄の人に聞きますと、車内のアナウンスで分かると言われますが、乗客は雑談したり、本を読んだり、スマホを使ったりで聞いていないことがあります。他会社の電車のように現在空いているドアの上に行先を標示出来ないでしょうか。
私の知人で、出雲の4人が出雲で乗車して、楽しく雑談しているうちに松江に行くつもりが大社に着いてしまった。会に遅れるので、タクシーで松江に行ったという例もありました。
車両内での楽しい時間のためにも、行先標示をお願いします。
【回答】4月26日回答
<一畑電車株式会社からのの回答>
列車内での行先案内につきましては、ご意見の中にもありますように案内放送に加え、運転室背面にありますデジタル運賃表と共に行先を表示しております。それに加え、近年導入しております新型車両1000系及び7000系につきましては、次停車駅及び全体の停車駅を二か国語で表示できる機器を搭載し、旅客サービス向上を図っているところでございます。しかしながら、ご指摘のとおり本装置は車両の前後のみに設置しており、乗降口ドア上には設置しておりません。都会地の電車は、ご存知のとおり、ドア上に行先表示、停車駅表示、ドア開閉表示、乗換案内に加えニュースや遅延情報など様々な表示が可能な機器を設置していますが、それらは専用無線を用いた高度な技術の元に構成されており、弊社ではそれらのインフラが未設置のため表示することができません。運転台背面にある既存の機器と同じ機器であれば、ドア上への設置は可能ですが、スペースの問題もあり容易ではありません。
改造のためには多額のコストも必要であり、直ちに対応することは難しいと判断いたします。但し、将来の旅客サービス向上のためのひとつとして、お寄せいただいたご意見を参考に、引き続き検討課題とさせていただきます。
それまでは、従来どおり車内放送に耳を傾けていただき、運転台背面の行先表示機をご確認いただきますよう、お願い申し上げます。又、お乗り間違いにつきましては、ご乗車前に車両前面及び側面に行先表示機を設置しておりますので、そちらも併せてご確認いただきますようお願い申し上げます。
以上、何卒ご理解賜りますよう重ねてお願い申し上げます。貴重なご意見ありがとうございました。
(一畑電車株式会社)
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