【提案No.A2017-00330】3月8日受付

　新幹線は何千億円という巨額の投資が必要であり、並行在来線の問題や高度技術者の確保などの問題があります。それ以外にも東京や名古屋などJR西日本エリア外への直通となると、他のJR（東日本や東海など）の会社事情や経営判断の問題も出てきます。このようなことから大きな整備効果は期待できないと思えます。

　一方、今年に入り出雲空港から静岡空港や仙台空港への定期便が就航します。いずれもJR西日本エリア外の地域との便です。今までにない経済面や観光面でのチャンスです。出雲空港の機能をさらに充実化させ、廃止になることのないように努力して欲しいと思います。

【回答】3月27日回答

　新幹線につきましては、移動時間の短縮による利便性の向上や、災害に強い国土軸形成のため有意義ではありますが、整備にあたっては多額と見込まれる建設費負担や並行在来線などの課題もあり、費用対効果の観点も含めた総合的な検討が必要であると認識しております。

　出雲縁結び空港から就航する路線は、今年３月からの静岡線、４月からの仙台線の就航により、８月のみ運航の札幌線を含めて合計８路線となり、それぞれの地域とのさまざまな交流が、さらに活性化することが期待されます。

　今後も、周辺市町と一緒に利用促進を行うとともに、ダイヤや便数などの充実を図り、県民の皆さまが利用しやすい空港となるよう努めてまいりますので、引き続きご利用いただきますようお願いします。

（地域振興部交通対策課）

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