山陰道の開通に全力をあげることについて
【提案No.A2017-00314】2月26日受付
私達の島根県は、東西200km以上にわたる細長い県です。自然の美しさについては、全国有数の県でもあります。
ただし県の人口については、毎年減り続け、40年先には半減するとも言われています。
その現象を一早く食い止めるには、何はおいても高速交通網の整備だと思います。島根県民一丸となって山陰高速道の開通に全力をあげるべきだと思いますが、県当局のお考えをお聞きいたします。
【回答】3月12日回答
このたびは、貴重なご意見をいただきありがとうございます。
島根県では山陰道の整備を県政の最重要施策のひとつとして取り組んでいますが、県内の山陰道は全長約194kmと長く、県内の開通済区間は約6割(114.5km)にとどまっています。今年度は朝山・大田道路(6.3km)、平成30年度には多伎・朝山道路(9.0km)が開通する予定であり、全線開通には時間を要しますが、着実に整備が進んでいる状況です。
ご意見にありますように、人口減少に歯止めをかけるには、若い人が島根で安心して子育てができるよう安定した雇用の場を増やすことが必要です。そのためには、企業誘致や観光振興など産業の振興を進めていくことが重要です。
既に開通した高速道路の沿線では、県外からの企業進出や観光客が増加するなど大きな効果が生まれており、早く山陰道を繋げ、この効果を広げていく必要があります。
また、山陰道が繋がっていない区間では、東西を結ぶ幹線道路は国道9号しかなく、災害や事故などで通行止めになった場合、県民生活や経済活動に影響を及ぼしますので、代替道路としても山陰道の役割は重要です。
今後も県内の山陰道が早期に繋がるよう強く国に訴えてまいりますので、ご理解、ご協力いただきますようお願いします。
(土木部高速道路推進課)
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