昭和40年代、全国各地の国道昇格運動のなか、県道安来伯太日南線についても昇格運動に併せ、全線改良を要望したきました。

　残念ながら国道昇格はならず、現在も国道昇格運動を継続しています。島根県は草野地区までは改良されましたが、あとわずかの六呂坂から日南町までの間は狭隘・危険で、死亡事故もありました。鳥取県は10年以上前に改良済です。

　島根県東部の重要な南の玄関口だと思います。中山間地の活性化として、早期改良の促進を願います。

　ご要望のあった主要地方道安来伯太日南線の鳥取県境付近については、急峻な地形のため、幅員が狭く見通しの悪い区間があり、車のすれ違いや対向車の視認が困難な状態となっています。

　島根県では、限られた予算の中で効率的・効果的な道路整備を行うため、地域の地形や道路の利用状況に応じ、待避所の設置や局部改良、２車線改良などを組み合わせた「１.５車線的改良」を行っております。

　ご要望のありました区間については現況交通量が少ない状況であることから、早期に通行の安全性や走行性を確保できるよう、１.５車線的改良事業を実施しています。

　今年度は、一般県道草野横田線との交点付近の舗装工事と、鳥取県境付近の局部改良工事を行いました。引き続きこの工区の早期完成に向け、整備を進めますので、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

（土木部道路建設課）

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